2009年12月5日土曜日

Dainippon Sumitomo Pharma is Changing for Challenge 大日本住友製薬臨床開発における海外自社開発の比重
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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 大日本住友製薬の上半期報告書が届いた。前年同期比で、売上高は微減(1.6%減)だが、 営業利益4.1%増、経常利益4.6%増、四半期純利益16.4%と好調を示している。
 研究開発の状況については、「大日本住友製薬は、糖尿病・循環器、精神神経、炎症・アレルギー領域を研究指向領域として創薬研究を展開し、独創性の高い国際的に通用する医薬品の開発に取組んでいる」と述べ、具体的戦略として次の事項を掲げている。
(1) 国内外の大学を含む研究機関や、革新的技術を有するベンチャー企業とのアライアンス
(2) 国策プロジェクトへの積極的参画
(3) 研究後期から開発段階において、部門横断的プロジェクト制のもとで部門間連携強化によるプロジェクトの迅速化とポートフォリオの最適化
(4) 製品価値の最大化を目指し、剤形展開などの製品ライフスタイルマネジメントへの積極的取組

SANARI PATENTが特に注目するのは、臨床開発の現況(2009-10-29現在)において、第1相試験6件の半数が海外自社開発によっていることである。すなわち、気管支喘息治療剤は米国・英国、糖尿病治療剤は欧州、同・米国で、また、第2相・第3相試験6件の半数も海外自社開発で、過活動膀胱治療剤(SANARI PATENT注:いわゆる頻尿症で、高齢化と共に需要著増する)は米国・欧州、統合失調症治療剤・双極性障害治療剤は米国・欧州で、さらに、最特筆すべきは小細胞肺癌治療剤は中国で、それぞれ海外自社開発を行っている。
安全性試験、薬事法許認可、医薬特許などは国によって態様を異にしており、海外自社開発の選択は重要な企業戦略であるとSANARI PATENTは考える。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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