2009年12月8日火曜日

Sony and FIFA Contracts on 3D Picturing of FIFA World Cup(2009-12-04) 

ソニーと国際サッカー連盟が世界最初のFIFAワールドカップ3D映像化契約
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
Other Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
Other Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
 ソニーグル-プは新しいブランドメッセージとして「make.believe」を掲げ(2009-09)、makeとbelieveを結びつけるソニーの役割を宣明しているが、まだ消費者全体には浸透していない段階と思う。今次上半期報告書には、makeすなわち「行動」は、「実行する、創る、形にする」、believeすなわち、「精神」は「考える、創造する、夢見る」で、その具現化の一例として、2010年から、3Dによる新たな映像体験を家庭にお届けすることを発表した。家庭における3Dエンタテインメント視聴の中心となる3D対応の液晶TV「BRAVIA」に加えて、ブルーレイディスク対応機器、PC「VAIO」、「プレイステーション3」などのハードウエアの3Dについても開発を進め、3D映画や3D立体視ゲームなど、豊富なコンテンツを家庭で楽しめるよう取組むと述べている。標記の契約も、「FIFAが、2010FIFAワールドカップの全試合のうち最大5試合を、ソニー製機材を使用して3Dで撮影・編集を行うという内容で、両者は、これまで以上に臨場感と迫力ある映像で、サッカーの夢・感動・喜びを世界の人々に届けていくとしている。
 翻ってソニーの今次上半期(~09-30)業績を見ると、「世界的な景気低迷や円高などの影響で、前年同期比9.5%減収して3兆2611億円となり、利益面においては、売上の減少に加えて円高の影響、構造改革費用の増加等により583億円の営業損失を計上した。しかしながら、トランスフォーメーションによるコスト削減は順調に推移し、持分法により投資損益と構造改革費用の影響を除いた営業損益は、358億円の利益になった」旨を述べている。
 ソニーグル-プが持つ優れたハードウエア、エンタテイメント、ソフトウェア、ネットワークを融合させることにより、グローバルに豊かな体験と感動が提供されることを期待する。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム