2009年12月19日土曜日

Current Problems and Direction of Japanese Textile-Fashion Industry 「今後の繊維・フアッション産業の在り方に関する研究会」(経済産業省)の検討状況
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
Other Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
Other Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
 銀座松坂屋周辺のユニクロ始め国内外の繊維・フアッション産業の進出は最近特に活況を呈し、越後屋の繊維・フアッション産業に源流を発する三越などの衣料部門変貌も急速だが、今次世界経済危機後の需要の減退と低価格志向、新興国との国際競争激化、対外ブランド力不足などに、産業政策としてはどのように構えるか。経済産業省の「今後の繊維・フアッション産業の在り方に関する研究会」が今年11月に発足しているので(SANARI PATENT考察: 随分遅い発足のようだだが、2007-06に経済産業省としては繊維産業の展望と課題という低減をまとめているので、リーマンショック以降の新たな事態に対応する趣旨と解する)、先ずその論点を見ると、      
(1)  現在、内外の繊維・フアッション産業にどのような環境変化が起きているか。
(2)  日本の繊維・フアッション産業の強みと弱みは何か。どこに国際競争力があると言えるか。
(3)  わが国の繊維・フアッション産業の強みは、最大限活かされていると言えるか。どのような手段・仕組みを構築すれば、わが国繊維・フアッション産業の強みを産業の活性化・ビジネスの拡大に結び付け得るか。
(4)  繊維・フアッション産業の川上・川中・川下、それぞれの課題は何か。流通・小売も含めて、共通して取組むべき課題や、垂直連携・統合についてどう考えるか。
(5)  繊維・フアッション産業の国内生産に限界がある状況(SANARI PATENT注: 限界というのは需要の規模と解する)のもとで、どのようにわが国の繊維・フアッション産業の差別化を図っていくべきか。差別化に際して、繊維・フアッション産業特有の技術面・需要面の課題は何か。
(6)  高付加価値化、クールジャパンによる海外展開の鍵ともなる日本繊維・フアッション産業の強化、ブランド価値向上のために、具体的に何が求められているか。Japan Fashion Weekの今後の在り方をどう考えるか。
(7)  日本の繊維・フアッション産業の海外市場開拓促進の方策は何か。また、アジアの著しい成長性を、どのようにわが国の繊維・フアッション産業の活性化に取組んでいくべきか。
(8)  今後の日本の繊維・フアッション産業が目指すべき方向・将来像は、どのようなものか。
(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム