2009年12月25日金曜日

NTT Data and Japan Oracle Cooperate for the Development of Virtual System Integration NTTデータが日本オラクルと、仮想化活用したシステム統合基盤の統合運用管理ソリューション協業
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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 NTTデータと日本オラクルは、NTTデータがオープンソースソフトウェアとして公開する統合運用管理ツール「Hinemos」と、日本オラクルのサーバー仮想化ソフトウェア「Oracle VM」を含むプラットフォーム製品を活用した、システム統合基盤の統合運用管理ソリューションの実現と導入に向けて協業することに合意したと発表した(2009-12-21)。
 この協業では、日本オラクルの技術支援のもとで、NTTデータがHinemosの日本オラクルのサーバー仮想化ソフトウェアOracle VMおよびLinux 製品Oracle Enterprise Linuxへの対応を行う。加えて、HinemosとOracle Enterprise Managerの連携を図る。それらの対応や連携により、仮想化環境、業務システム、プラットフォーム製品の一元的な統合運用管理が可能になり、システム統合基盤の運用管理に伴うTCO(SANARI PATENT注: 総保有コスト、Total Cost of Ownership))削減に寄与する。
この協業による成果は、両社およびNTTデータ先端技術株式会社を始めとする両社のパートナー企業と協力しながら、本格的普及が見込まれるサーバー統合を実現する次世代のITプラットフォームと、その統合運用管理ソリューションとして導入を促進する。また両社は、今後のクラウド時代に求められるシステムの俊敏性(agility)とコsトパーフォマンスを追求して、このソリューションを拡充する。
SANARI PATENT所見
 世界経済危機からの脱却を起点として復興・発展を指向する多くの企業が、その規模の大小を問わず、両社が更に解説しているように、仮想化技術を活用したサーバー統合を本格的に導入し始めている。その反面、統合されたシステムの複雑化による運用コストの増加が、導入後における課題となっている。上記協業はこの課題にも対処するものと考える。
 クラウドの普及が加速しようとしている折柄、注目すべき協業である。
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