Curriculum of Junior High School for Future IP Specialist
知財人材の卵育成に役立つ中学校新学習指導要領
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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イノベーションに役立つ発明、ソフトパワーに資するコンテンツの創出を促進して国際競争力を確保するためには、理数教育・国語www等の中学校学習課程を高度化することが必要である。
すでに文部科学省は、2009-02-25で「小・中学校の新学習指導要領の先行実施についての保護者向けビラ」を公表している。中学校向けのビラ(SANARI PATENT要約)は次のように述べている。
1. 新学習指導要領の全面的実施は平成24年度からだが、平成21年度から数学・理科を中心に新しい内容を一部先行して学習する。
2. 1週間当たりのコマ数(授業時間)を、1年生の数学3を4に、3年生の理科2.3を3に増加する。
3. 1年生数学に、新しい内容として、「球の表面積と体積」「代表値などを用いた資料の傾向の説明」を加える。
4. 1年生理科に、新しい内容として、「力とバネの伸び」「ポリエチレンやポリエチレンテレフタレートなどのプラスチックの性質」「シダ植物・コケ植物」「を加える。
5. 3年生理科に、新しい内容として、「水溶液とイオン」「遺伝の規則性と遺伝子」「月の運動と見え方」を加える。
6. 平成22年度からは、2年生の理科と3年生の数学についても、授業時間が増加し、新しい内容が加わる。
SANARI PATENT所見
文部科学省の解説がかなり詳細で、例えば上記5の「水溶液とイオン」については次のように解説している。
(ア) 水溶液の電気伝導性: 水溶液に電流を流す実験を行い。水溶液には、電流が流れるものと流れないものとがあることを見出すこと
(イ) 原子の成り立ちとイオン: 電気分解の実験を行い、電極に物質が生成することからイオンの存在を知ること。また、イオンの生成が原子の成り立ちに関係するというを知ること、など。
私立中学の場合も、義務教育としての性格から、学習指導要領に忠実であることが適切と考える。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)
ラベル: 中学校 理科 文部科学省
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