Japan Media Arts Plaza (2010-02-03~02-14) Exhibits Animation SUMMER WARS
文化庁メディア芸術祭の広汎な内容とコンテンツ振興
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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来月初(2010-02-03~02-14)に開催される文化庁メディア芸術祭は第13回目であるが、国を挙げての盛大なお祭りというムードに至らないのが残念である。内容は非常に充実しているし、各国とも盛大に実施しているからである。わが国内では「文化庁メディア芸術祭」と呼ぶが英文ではJapan Media Arts Plazaと表示しており、SANARI PATENTが勘ぐると、メディアをめぐる文部科学省、経済産業省、総務省の所管競合が反映し、内閣知財戦略本部でも総合できず、国内では「日本メディア芸術祭」ではなくて文化庁メディア芸術祭にとどまり、国際的にのみJapan Media Arts Plazaであることは、気の毒な感じがする。民主党政権は、参院選後に省庁再編と総理答弁しているが(2010-01-27参予算)、知財人材の芽を育む幼稚園・保育園行政一元化のみならず、メディア行政についても適切な方策を導出すべきである。ただしSANARI PATENTは、所管の競合を全て不可とは考えない。行政機能ほど独占の弊害を伴うものはなく、競合による競争が薬になる場合も考えられるからである。
ともあれ今度の受賞作品を見ると例えば(SANARI PATENT要約)、
1. アニメーション部門「サマーウォーズ」(作者:細田 守)→多くの人に愛されロングランとなった「時をかける少女」から3年、一躍注目を浴びた監督・細田 守が満を持して送り出した最新作。キャラクターデザイン、脚本にも「時をかける少女」のスタッフを再結集し、大家族アクションwww映画に挑戦し、入場者数百万人超のヒット作となった。
2. マンガ部門「ヴィンランド・サガ」(作者:幸村 誠)→11世紀初頭の北欧およびその周辺を舞台として繰り広げられるヴァイキング達の生きざまを描いた歴史漫画。主人公トルフィンは、戦場を生きる場所としながらも、いつか聞いた安息と豊穣の地、ヴィランドを目指して旅する。戦乱は終わるのか、心休まる日は訪れるのか、本当の戦士の物語が紡がれていく。
アート部門「Growth Modeling Device」(作者:David Bowen)→玉ねぎの地上部分の成長の度合いに基いた動的インスタレーション。このシステムは観察者と創造者の役割を果たし、自然を工業素材で再生する。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)
ラベル: メディア 文化庁 Animation
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