Values of Materials Process Technology Stressed by METI
「素形材月間」を経済産業省が実施
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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経済産業省(担当:製造産業局素形材産業室)は、毎年11月を「素形材月間」とし、わが国製造業の屋台骨的存在である素形材産業の重要性や魅力を広く社会一般に周知し、業界を一層活性化するため、オープンファクトリーやシンポなどのイベントを関係団体等によって行っている。今月も様々な企画を実行するが、その発表が11月に入ってからの昨日であったことは、いささか遅滞ではないか。
この調子で、「素形材」そのものに対する一般の理解も遅れていると、SANARI PATENTは考える。経済産業省の解説文によれば素形材産業とは、「ものづくりを支える不可欠な存在」で、次のように敷衍せている。
「自動車など私たちの生活を豊かにしている「もの」は、素材に形を与えたパーツを組立てて作られています。素材に形を与えることを「素形材」と呼び、その良否によって「もの」の機能や性能が決定します。素形材には、銅、鉄、アルミニウム等が多く使われますが、どんな加工法を用いるかも大切。つまり、ものづくりの素材と加工は、「もの」の原点ということができる。素形材産業をより深く理解するためには、日本の製造業における位置づけに着目する必要があります。素形材産業の構造としては、「川上から金属材料を調達し、成形加工して、川下の機械組立産業[自動車、産業機械、電気通信機器等]に供給することになります。素形材産業は、日本が国際競争力を持つと言われている自動車や家電、産業機械などの産業の全てにわたって、その「ものづくり」基盤を支えている不可欠な存在なのです。」
さらに敷衍して次のように述べている(SANARI PATENT要約)。
「私たちの社会、文化、産業のあらゆる場面に登場する製品は、もともとは、何らかの素材から作られています。素材はその特性が活かされ、形が与えられてさらに役立つものとなります。素形材とは、素材に熱や力が加えられ、形があたえられた部品や部材のことをいいます(SANARI PATENT注: 部品と部材の違いは示さず)。具体的な素材として最近では、 ファインセラミックス、複合材料も使われるようになりました。これら素材を素形材に変えるためには、鋳造、鍛造、プレス、粉末冶金などの加工法が使われます。
こうしてできた素形材は、そのままか、わずかな機械加工により精密に仕上げて、製品となります。」
(コメントは Mail sanaripat@gmail.com に御送信下さい)
ラベル: 素形材 ものづくり 鋳造
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