2009年10月24日土曜日

METI Minister Explains on the Economic Growth Strategy 

直嶋経済産業大臣が成長戦略等について対記者説明(最終更新2009-10-23)
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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 イノベーション型知財開発は、換言すれば経済成長即応型知財開発である。2009-10-20閣議後の経済産業省記者会見で、直嶋大臣は成長戦略について、「具体的な進め方について大分整理ができてきたので」として、次のように述べた(SANARI PATENT要約)。
「基本的に成長戦略検討会議は,2009-10-21第1回を行い、経済産業大臣が議長となって各界有識者の意見を徴し、11月の半ばにかけて7~8回行って40~50名の有識者の意見に基づいて骨格を固める。
 ポイントは3点あって、一つは先ず、成長するアジアと一体となった成長ということである。2点目は、地球温暖化対策をチャンスとして捉えて成長をしていく。3点目は、国民すべてが参画し、成果を実感できる成長戦略であること、以上を基本コンセプトとして、内需と外需のバランスのとれた、日本の新たな経済成長を目指したい。
 このように、国民一人一人が実感できるように、すなわち、単に成長産業を育てるということだけではなく、その成長のパイを拡大する中で、その恩恵が国民すべてに到達するように、例えば雇用創出や可処分所得の増加などによって、全国民が実感できるような、生活優先の新政府にふさわしい戦略としたい。
 従って、内容も多岐にわたり、各省に関係する広汎な内容になるので、最終的には政府全体で取組むこととなるが、先ず戦略のたたき台を作り、関係各省の意見を得て、政府全体の成長戦略とする。

Q1 政府として、いつ頃を目途にしてまとめるか。
A1 骨格を年内に提案し、政府全体としてまとめるのは、来年の半ばぐらいを想定している。
Q2 来年というのは暦年か。
A2 早くしたいが、それぐらいの時間がかかるのではないか。
Q3 来年度予算が、今年度の当初比で若干減っているが、今年度並みに減らしたことを強調する意図か。
A3 当初予算の抑制方針に従っているが、その枠の中で、政策的に何を充分にやれるか、メリハリを付けている。
Q4 成長戦略検討会議のメンバーは、毎回入れ替わるのか。
A4 毎回変えて、7~8回行う。
(コメントは sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

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