2009年11月1日日曜日

Role of J-POWER in the Coming Next Power Generation 

次世代電力流通、次世代エネルギー変換を総合するJ-POWER(電源開発株)のグローバル機能
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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 「J-POWER倶楽部」が発足して、第1回の情報通信が届いた。内容が多岐にわたって豊富で、乾式排煙脱硝酸技術(Regenerative Activated Coke Technology)に関する米国Hamon Research Cottrell社との技術提携についてのニュースリリース(2009-10-14)に至るまで採録・解説されていて、北米事業の展開による環境負荷低減への貢献が期待される。
 一方、昨月末(2009-10-30)発表された平成22年3月の第2四半期決算はネットで見たが、「J-POWERの当四半期の卸販売電力量は、水力は前年同期と同規模の48億kwhとなったが、火力は、磯子新2号機の営業運転開始(2009-07)があったものの、電力需要の減少に伴う稼働率低下により、前年同期比26.3%減の185185億kwhとなり、電力需要減少に伴う稼働率低下、燃料価格下落に伴う販売単価減などにより、四半期営業収益は前年同期比24.0%減の2823億円になったと報告している。
 歴史の流れでみれば、戦後の水主火従、佐久間ダム建設、臨海工業地帯の大火力建設、原子力発電を経て、太陽光発電が急拡大しようとしている。会社登記名に「電源開発」を残しながら、J-POWERはグローバルにどのような特殊技能を発揮してゆくのか、国内では、スマートグリッドによる発電源と受電先の交錯(家庭から売電)、電気自動車の家電化、給電設備の遍在、エネルギー源の多様化などが質的量的に急変するグローバル現象を見通して、J-POWERがその企業戦略を、国民全体が理解できるよう、簡明に示されるよう、SANARI PATENTは望むものである。
(コメントは sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

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