2009年11月7日土曜日

Latent Capabilities of BRICs for Car Industry 

新興自動車市場での潜在的成長余力
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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 知財開発は各市場の特異性に即応するものでなければ、経済効果を発揮し得ない。特異性には量的なものと質的なものがあるが、先ず数量的把握として、経済産業省の資料(2009-11-5)の数字を見る。
(1) 世界の自動車販売台数は、1988年の3800万台から1998年に4300万台、2008年に6800万台へと、20年間では79%増、この10年間では58%増を示した。
(2) 1998年の4300万台の分布は、日米欧が9割、新興国等が1割であったが、2008年には、5.5割対4.5割となった。
(3) 1988~2008の20年間に世界自動車販売台数が3000万台増加したが、この増分の内訳は、中国が832万台で24.4%、約4分の1を占め、ロシア286万台で9.5%、ブラジル191万台で6.4%、インド170万台で5.7%、すなわち、BRIC4国で1479万台、49.3%を占めている。(SANARI PATENT注: BRICsのsは、4国に対するについてである場合と、4国その他を含む新興国そうしょうの場合とがあるが、上記は4国限定の数値である。)
(4) 上記3000万台の増分のうちBRICに次いで、ASEAN4国の135万台、米国127万台、メキシコ90万台、韓国85万台、スペイン81万台、ドイツ41万台が増加国として表示され、スイスは1万台減、オランダ4万台減、日本66万台減と報告されている。
(5) この10年間(1998~2008)に世界自動車販売台数が2500万台増加した(SANARI PATENT注: すなわち、この20年間の増加3000万台のうち、2500万台は後半の10年間で増加したわけで、新興国の経済成長がこの10年間、特に著しかったことを、改めて認識させる)その経過によって、世界販売額の10年間シェア変動を見ると、北米は1770万台で41%から1624万台で24%に、欧州は1451万台で34%から1560万台で23%に、日本は672万台で16%から508万台で8%におれぞれ比重が減少しているのに対して、新興国等のその他が、384万台で9%から2415万台で45%と、台数・比重双方において著増している。
SANARI PATENT所見
 次回に考察するが、乗用車1台当たりの人口数には現在なお極めて大きな格差があり、米国失業率10.8%に上昇、中国元の切り上げ接近などの状況に留意しつつ、新興国市場での拡販に努めるべきである。
(コメントは sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

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