2009年10月7日水曜日

Finance Ministry Reports on “International Correspondences to the Global Finance Crisis” (2009-10-06発表)

 財務局国際局の「グローバル金融危機への国際的対応」(2009-19-06発表)
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
 金融はICTの高度な発達と一体化して変革する分野であり、ビジネス方法知財の開発も極めて敏速であるが、10-01開催の「第5回金融審議会金融分科会基本問題懇談会」に提出された資料のうち、財務省国際局「グローバル金融危機への国際的対応」(2009-10-01)の内容(SANARI PATENT要約)を先ず考察する。

1. 今次Pittusburgh Summit(2009-24~25)首脳声明
1-1 参加国・国際機関
G8(日米英独仏伊加露EC)(SANARI PATENT注: 数は9つ)、メキシコ,中国、インド、ブラジル、南アフリカ、韓国、豪、インドネシア、サウジアラビア、トルコ、アルゼンチン、スエーデン(現・EU議長国)、スペイン、オrンダ、タイ(現・ASEAN議長国)、エチオピア(現・NEPAD運営委員会議長国)、シンガポール(APEC議長国)、国際連合、国際通貨基金、世界銀行、経済協力開発機構、世界貿易機関、国際労働機関、金融安定理事会、アフリカ連合、ASEAN事務局
1-2 今次声明のうち金融業務直結事項(SANARI PATENT抜粋)
1-2-1 国際的な金融規制制度の強化
1-2-1-1 危機以前に見られた過度なリスクテイクに戻ることは許されない。
1-2-1-2 健全性監督の強化、リスク管理の改善、透明性の向上、市場の公正性の促進、監督カレッジの設置、国際的連携の強化の分野において進展させる。 店頭デリバティブ、証券化市場、格付会社・ヘッジファンドに対する規制強化等、規制・監督範囲を強化・拡大する。(SANARI PATENT考察: 原文は、「進展」「強化・拡大」で分を打ち切っているから、「進展した」のか「進展させる」のか分からない。「強化・拡大」も同様で、不親切、不明確な報告骨子である)。
1-2-2-3 競争条件の公平を確保し、市場の分断、保護主義、規制潜脱行為を回避する形での規制の実施にコミットする。(SANARI PATENT考察:「回避する形での」は、「回避するための」と表現すべきである)。不良資産の処理および追加的資本の増強を継続すると共に、必要に応じ、ストレステストを実施する。銀行に対して資本の積上げと貸出増強のため、利益の多くの割合を留保するよう要請する。証券化商品のスポンサー又は組成者は、原資産のリスクの一部を保有すべきである。(以下 http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog  
2009-10-07) (コメントは sanaripat@gmail.com に御送信下さい)
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