2009年9月8日火曜日

Showa-Shell-Solar Accepts Hitachi-Plasma-Display’s Employee in Miyazaki

 昭和シェルソーラーのCIS太陽電池第三工場投資決定について特注目事項
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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 鳩山新総理大臣が「二酸化炭素25%削減」を宣言(2009-09-07)して、大反響を呼んでいる折から、昭和シェルソーラーがCIS太陽電池 第三工場の投資決定を発表した(2009-09-07)。CIS太陽電池は、同社が説明しているように、銅、インジウム、セレンを主成分とし、シリコンを使用しない次世代型太陽電池である。今後シェアが大きく伸びると予測されている薄膜型太陽電池の中でも、最も将来性のある技術といわれており、現在薄膜系で最高レベルにある変換効率も、今後更に改善することが見込まれている。従来型の結晶系と比較して、原材料の使用量が少なく、生産プロセス数も約半分であり、低コストの製造が可能となる。

 今回昭和シェルソーラーが立地を決定した講座用の年産規模は900MW、投資金額は1000億円を予定し、現在稼働している第1および第2工場と合わせると、およそ1GW(1000MW)の年産能力を確立することになる。

Yomiuri Online(2009-09-07-19:42)によれば、「昭和シェルソーラーは、プラズマテレビ用パネルを生産する日立製作所の子会社から、工場の土地、建物を買収し、活用すると共に、工場従業員」の雇用も引き継ぐ。総投資額は1000億円で、世界最大規模となる年産900MWの太陽光発電パネル工場になる見込みだが、日立製作所宮崎工場のプラズマテレビ用パネル生産のノウハウは、太陽光発電パネルの生産にも活かせるといい、wwwは、日立の人材と余剰設備を活用して初期稼働に臨む」こととなる。現下産業情勢の見地から、極めて適切な計画と考えられる。
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