The Republic of Chile Adopts ISDB-T Mode for Digital TV Terretrial
チリ共和国が地上デジタルテレビ放送に日本方式の採用を決定
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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地上デジタルテレビ放送日本方式(ISDB-T方式)が2006年にブラジルで採用されて以来、日本政府は、南米各国に対して、ISDB-T方式の採用を官民連携して積極的に働きかけてきた。
その結果、ブラジル、ペルー、アルゼンチンに引続き、今般、チリ共和国がISDB-T方式の採用を決定し公表したので、この旨を経済産業省(担当:商務情報政策局情報通信機器課)が発表(2009-0915)すると共に、「経済産業省は、日本とチリ共和国とのさらなる経済関係の緊密化に向けて、産業協力、人材育成などを支援していく予定である」と述べた。
SANARI PATENT所見
国際標準化におけるわが国の努力の一環として、高く評価すべきである。高速鉄adcasting道など、重要な国際標準化課題が控えている折から、慶賀すべき発表である。
ISDB-T、Integrated Services Digital Broadcasting Terrestrialは、日本の地上デジタル放送の規格であるが、その特徴は、13セグメント構造を持ち、セグメント単位で伝送パラメータ(各搬送波の変調方式)を設定でき、その組合わせは最大で3種類(3階層)可能であるから、チャンエル割当可能数が他の方式よりも多いことである。
またISDB-Tは、マルチパス妨害(地上波放送では衛星放送と異なり、ビルなどの建物からの反射によって遅延波妨害が発生する)への対策として、直交周波数分割多重方式を採用し、周波数の有効利用上、有利である。
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