Support Project 2009 For Establishing JAPAN Brand
平成21年度「JAPANブランド」支援プロジェクトを中小企業庁が決定
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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経済産業省(担当:中小企業庁経営支援部経営支援課)が平成21年度「JAPANブランド」支援プロジェクトを発表した(2009-0630)。地域産品の輸出促進のため、世界に通用する地域産品のブランド力(JAPANブランド)の確立を目標として、地域の小規模事業者等と、外部から招聘した輸出産品プロデューサー等が一丸となって行う取組に対して、行政支援するものである。
支援のスキームは、
1. 中小企業庁は、JAPANブランド全国事務局に委託して、民間団体による次の事業を行う。
1-1 販路開拓支援(戦略的プロモーション)
1-2 ビジネスマッチング(海外見本市等に出展)
1-3 個別プロジェクト事業評価
2 中小企業庁は地方経済産業局を通じて、商工会議所、商工会、組合、MPO等の、次の事業を補助する。
2-1 ブランドの構築→ 地域の技術や素材について、地域分析し、ブランドコンセプトを検討し、ブランドを構築するため、500万円上限の定額補助を行う。
2-2 個別に事業化→ 共同製品開発、地域全体での展示会出展、ブランド管理体制整備ための、3年間にわたり、各年とも2000万円を上限として3分の2補助する。
SANARI PATENT所見
今回採択されたプロジェクトには次のような事例が見られるが、先ず日本国民が挙ってこれらの日本文化価値を再認識することが必要と思われる。
(1) SANJO発 グローバルブランド(新潟県三条商工会議所)→ 三条市に古来伝わる金属加工技術を現代に伝える。
(2) 今治タオルプロジェクト(愛媛県今治商工会議所)→ 国内最大のタオル産地である今治から、綿本来の吸水性に優れ、柔らかさが持続する高品質タオルを提案する。
(3) 京都・丹後テキスタイル(京都府商工会連合会)→ 丹後ちりめん、螺鈿織り(SANARI PATENT注:経済産業省の発表文に「折り」とあるのはミスと思う)、藤織り(同)といった丹後地域ならではの素材・技術を用いたテキスタイルを提案する。
(4) 仙台箪笥世界ブランド化プロジェクト(宮城県仙台箪笥協同組合)→ 千大箪笥が持つ市場価値やストーリー性を活かしたブランドコンセプトと基本戦略を策定する。
(コメントは sanaripat@gmail.com に御送信下さい)
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