FUJI Media Holdings as an Authorized Holding Co.
新制度の認定持株会社移行初年度、フジ・メディアHDの今次事業報告
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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TV事業会社が逐次「認定持株会社」に移行しているが、今次フジ・メディアHDの報告書を見ると、その実質的業容を具体的に把握できる。SANARI PATENTが編集を加えつつ、これを考察する。
1. フジ・メディアHDは現在、主要会社3社(テレビ放送のフジテレビジョン、ラジオ放送のニッポン放送、委託放送事業のサテライトサービス)および次の5グル-プから成る。
1-1 制作グル-プ: 共同テレビジョン(「セレブと貧乏太郎」「メイちゃんの執事」など高視聴率)、フジクリエイティブコーポレーション(「バニラ気分」などレギュラ番組制作)、フジアール(テレビの「風のガーデン」、映画の「Baby Baby Baby」など制作、米国ABC・東海汽船・トヨタなどグル-プ外でも展開)、八峰テレビ(コンテンツ、イベント、システム)、フジライティング・アンド・テクノロジイ(照明技術)
1-2 映像音楽グル-プ: ポニーキャニオン(「羞恥心」のブレイク、「韓流ドラマ」など)、フジパシフィック音楽出版(「羞恥心」「陽はまた昇る」など)、Fuji Entertainment, Inc.
1-3 生活情報グル-プ:ディノス(インターネット事業)、サンケイリビング新聞社(総合女性マーケティング)
1-4 広告グル-プ: クオラス(クロスメディア)
1-5 出版・情報・その他グル-プ: 扶桑社(女性向け月刊誌)、フジミック(ソリューション)、エフシージー総合研究所、フジサンケイ人材センター、Fujisankei Communications International, Inc.
2 フジ・メディアHDの関連会社として、産業経済新聞社、サンケイビル、ビーエスフジ、フジランド、スタジオアルタ 他がある。
SANARI PATENT所見
社長インタビュー中の、「現在、経済環境の急激な悪化により放送収入、広告収入が前年度を大きく下回っているが、今後ともテレビに代わるマスメディアは存在せず、テレビの広告媒体価値は変わらないと考える」という所見には、インターネットとのクロスメディア関係をも総合して、改めて同調する。生誕から臨終に至る人生の全過程にテレビ画面が存在し、集団視聴の場で意見と感性が交流し、知識を同時共有する場として、テレビの機能を更に高度化、再構築すべきである。
(コメントは sanaripat@gmail.com に御送信下さい)
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