2009年7月5日日曜日

NTT DATA Rapidly Expands its Business Outside Japan 

NTT DATAグル-プ、2012年度の海外売上高3000億円を視野に
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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1. NTT DATAは増収増益から海外へ
 2009-03期決算においてNTT DATAは、「当グル-プの業績は売上高1兆1390億円、営業利益985億円と、対前年で増収増益を確保できた」と報告した。2008年度までの4年間にNTT DATAは、「変革の先進企業」を目指して「量(売上)から質(価値創造)への転換を図り、売上高営業利益率10%を目標に顧客満足度No.1を追求したが、2009年度から更に、「質をを伴う量の拡大」、具体的にはグローバルIT企業のトップ5を目標に、2012年度売上高1兆5000億円を達成し、Global IT Innovatorの道を着実に歩む」と述べている。
この1兆5000億円について、海外売上高を2009年度1000億円から、2012年度には3000億円とし、海外売上高比率を2割に引き上げる計画である。
2. 海外加速の動因
 急速な海外拡大計画の動因は、次のように述べられている(SANARI PATENT要約)。「世界的な景気減速を受けて国内企業の業績は急速に悪化しており、NTT DATAグル-プを取り巻く事業環境も厳しさを増す中、これまでの好業績に甘んじていては、今後の業績悪化は免れないという危機感がある。10~20年前と比べて、今のIT産業は必ずしも成長産業といえる状況ではないが、世界的に見れば、まだまだ成長の余地がある。」「すなわち、近年急速に伸びる企業の海外進出に伴い、それぞれの企業の競争力を最大限に発揮するため、システムの整備を海外でも国内同様にサポートして欲しいというニーズが益々高まっている。こうした顧客の要望に柔軟に対応できる体制を整えるため、アジア、欧州、北米を中心に本格的な海外展開を進めつつあり、2009-03末時点での海外拠点の状況は、世界21国62都市に4800人の体制を整えるに至った。
3. NTT DATA海外グル-プ会社CEOの所感事例(SANARI PATENT要約):
3-1 米国シカゴ The Revere Group, Ltd. 「NTT DATAは、北米の中堅企業のみならず、グローバル化を推進しているその他の地域の中堅企業をも対象に、コンサルサービスを提供するリーダー企業として、非常に大きい可能性を秘めている。」
3-2 ドイツ・ミュンヘン Cirquent GmbH 「NTT DATAグル-プに加わることによって財政面での安定性・信頼性の評価も高まった。」(SANARI PATENT考察: 2009-01-28世界経済フォーラム(ダボス会議)で発表された2009「最も持続可能性ある世界100社」に、NTT DATAを含む日本企業15社が選ばれた)。
(コメントは sanaripat@gmail.Com に御送信下さい)

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