NTT Illustrates 10.8 Trillion Operating Revenues
Financial Highlights of NTT Illustrates 10.8 Trillion Operating Revenues 日本電信電話の今次事業報告書
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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日本電信電話(NTT)の今次報告書(2008-04-01~2009-03-31)が届いた。日本電信電話株式会社は、持株会社としてNTTグル-プ戦略の立案や、事業環境の変化に即する経営資源の再配分を行い、グル-プ各社が自主・自律的に取組を展開することを基本としつつ、グル-プの方向性に沿った事業活動がなされるよう助言・斡旋し、基盤研究開発を推進し、その成果の事業化を図っている。
従って、日本電信電話の報告書は、同社を含む企業集団、NTTグル-プの状況を記載している。その説明を理解するための「用語解説」を、SANARI PATENTが付した順序で先ず備忘記録する。ただし、電気通信業界、ICT分野で、用語の意味が統一されているとは限らず、日本電信電話は「用語解説」の冒頭に「専門用語などにつき、本文中で使用した意味に即して解説しています」と付記したことは適切である。
(1) NGN(次世代ネットワーク): 従来の電話網が持つ信頼性・安定性を確保しながら、IPネットワークの柔軟性、信頼性を備えた、次世代の情報通信ネットワーク。
(2) IP (Internet Protocol): インターネットを介して通信を行うために決められた通信手順
(3) MVND (Mobile Virtual Network Operator): 無線通信インフラを他社から借り受けてサービスを提供している事業者。
(4) ソリューション: 顧客の抱える課題を抽出し、その解決を可能とするシステムなどを提供すること。
(5) SaaS (Software as a Service) : ソフトウェアをネットワーク経由で提供するサービス。
(6) ASP: インターネット経由でアプリケーションを提供するサービス事業者、またはその事業者の提供するサービス。
(7) SI (System Integration): コンピュータや構内交換機などの機器を結び付け、顧客が必要とする情報システムの構築、運用、保守管理などのサービスを一括して提供すること。
(8) VPN: ネットワーク上に、第三者が接続できない仮想的な私設網を設定して、特定ユーザーの専用網のように通信させるサービス。
(9) LTU (Long Term Evolution): 更なる高速移動通信技術の次世代標準規格。NTTドコモがSuper3Gとして提唱していた規格。
以上のほか約30の用語が、今次報告書を読むための解説として付録されているが、Cloudingが見当たらないので、SaaSとの異同、NGNにおけるNTTのNGNの特徴などに関心がもたれる。
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)
ラベル: NGN NTT SaaS MVNO
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