2009年5月29日金曜日

Meeting For Battery System Industry Started

Strategy Meeting For Battery System Industry Started on May 28 経済産業省「蓄電池戦略研究会」を始動
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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 経済産業省(担当:資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部新エネルギー対策課)は、国際競争が激化している蓄電池関連産業の中で、蓄電池の新たなイノベーションや用途の拡大を促し、わが国の競争力を維持・強化する産業戦略が求められているとして、「蓄電池システム産業戦略研究会」を2009-05-28に発足させた。その問題意識と検討課題例を次のように述べている(SANARI PATENT要約)。

1. 問題意識
1-1 蓄電池による社会システム変革
蓄電池と、蓄電池に関する上流・下流の産業は、それ自体が大きな成長可能性を有するが、それに加えて、社会システム全体に大きな発展をもたらす、これは蓄電によって、電力の発生・消費が時点を超え、電力の可搬によって空間を超え、低圧電源の高出力使用によって目的・用途を超えることが可能だからである。
1-2 わが国蓄電池産業の国際競争力
   現在、民生用分野における蓄電池の生産量は、リチウムイオン電池で約6割、ニッケル水素電池で約7割を日本企業が占めるなど、わが国の蓄電池産業は国際競争力を有している。しかしながら近年、中国、韓国等の企業の台頭が著しく、他の諸国でも開発プロジェクトが始まるなど、国際競争が激化している。
1-3 新たなイノベーションの促進
蓄電池関連産業、ユーザーの広がりを踏まえ、蓄電池メーカーのみならず、蓄電池使用事業者、部品関連事業者等の参画を得て、幅広い関係者の連携のもとで新たなイノベーションを促す。

2. 検討課題例
2-1 市場の将来展望: 将来の社会システムにおける蓄電池の機能の活用
2-2 技術力の強化: 研究開発の目標と標準化
2-3 生産・物流・販売の高度化: リチウム等の原料確保、海外生産
2-4 事業間の連携:異業種間連携、充電インフラ整備
2-5 国の政策の在り方:需要拡大政策、規制緩和
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