2009年5月22日金曜日

G8 Ministers of Energy’s Meeting etc. Commented by METI Minister 

二階経済産業大臣が当面の課題について応答
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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 経済産業大臣の記者会見(2009-05-19)で、次のように質疑応答(SANARI PATENT要約)された。

1. G8エネルギー大臣会合
 Q: 4月のアジア産消対話の成果を踏まえて、今回日本としてどのような提案をするか。
 A: 私のG8参加について国会の了解が得られるかが、まず一番のポイントだが、得られると仮定してお答えする。
 先般のアジア産消対話には、21国の閣僚と2国際機関の代表が参加し、活発な議論を展開した。産油国にとって原油価格は高いほど良いというものではなく、消費国と同様に安定した価格の維持に努力すべきことが理解され合意された。
 特に私は、地球上、同じ船に乗っているのだから、円満な航海ができるよう協力しなければならないと話したところ、閉会の挨拶でもカタールのアティーヤ副首相は、私の言葉を引用して、同じ船に乗っているという認識を大切にしなければならないと述べた。
 私は、アジア産消対話におけるそのような共通認識を、今次G8エネルギー閣僚会議においても、報告の際に必ず述べなければならないと思っている。
 石油の価格は、刻一刻変動するが、基本的な考え方として、その生産を維持するための次なる投資が円滑に行われるよう、一定の価格を維持しなければならないことを、産油国としても重要と考えているので、その認識のもとで協力すべく、忌憚のない話し合いをしたい。

 SANARI PATENT所見
 グローバルに、石油精製と石油化学の生産能力をいかに適正立地すべきかが、別の基本課題である。産油国から原油を取得するため、産油国自体の石油精製・石油化学生産能力の構築に協力して相互依存の関係に立つことが必須とされているが、石油精製・石油化学生産能力の過剰が、わが国を含めてグローバルに発生していく。この世界産業構造問題が底流に控えている。
2. 新型インフルエンザ
 Q: 都市機能を麻痺させない柔軟な対策について、どう考えるか。
 A: 臨機応変に、その場の環境、活動目的等に即応して、過度に過剰でない対応をなすべきであろう。
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