2009年2月18日水曜日

Sakhalin LNG Project 

サハリンLNGプロジェクト等について二階経済産業大臣の対記者応答
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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 標記応答(2009-02-17)の内容(SANARI PATENT要約)について考察する。
Q1 サハリンLNGプロジェクトについて、式典には麻生総理も出席するが、改めて日本にとっての、このプロジェクトの意義と、今後の対ロシア資源外交の重要性について、所見はどうか。
A1 ロシアと日本の関係は歴史的に複雑であったが、今日、互いに友好関係を築くよう努力しており、私もかねての経済産業大臣在任中、ロシアの閣僚・大使など要人としばしば会談してきた。
今次サハリン2LNGプロジェクトのプラントは、埋蔵量も大きく、このプロジェクトから、年間輸入量の約7%相当の天然ガス(SANARI PATENT考察:「7%」の母数が示されていない)を輸入することができるので、既に輸入が始まっている原油を含めて、このプロジェクトがわが国のエネルギー供給源の多角化に貢献する意義は十分にある。
 私は以前、当時の駐日ロシア大使に対して、「ロシアの考え方は、正直に言って日本の国民やマスコミに分かりにくいところがあるので、もっとざっくばらんに話してほしい」と言ったところ、私の提案で、大使館にマスコミを招き、詳細な説明がなされた。ロシアの考えは、エネルギーを供給すると共に、国土開発について日本の協力を求めているので、日本の政府・企業ともに、相互協力の状況を構築すべきである。今回の麻生総理の出張による首脳会談で、協力関係についても大いに期待できると思う。ロシアは、同国の観光開発についても強い意欲を持ち、観光資源も有するから、既に私から観光庁に依頼して調査を開始している(SANARI PATENT考察: ロシア帝政時代を含めて歴史的観光資源に富み、雪の結晶や化石宝石・動物などの自然資源に加えて、「雪祭り」などJTBが作出したロシア観光資源もある)。 
 なお明日(2009-02-18)、総理のロシア出張には、経済産業省も資源エネルギー長官が同行する。

Q2 柏崎原子力発電の運転再開に際して、安全対策はどうか。
A2 経済産業省においては、安全審査の専門委員会で安全性の判断を得ているが、地元の理解・協力が重要であり、あらゆる資料を提供し、意見を聴いて、誠実に対応することにより、成果を収めたい。
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)
Sakhalin、LNG、ロシア、観光庁、麻生総理

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