METI Vice Minister Comments on GDP Spot News
GDP速報値について望月経済産業事務次官の対記者応答
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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主要国中、GDPの低落が最も著しい日本経済の前途について、望月経済産業事務次官の対記者応答(2009-02-16)(SANARI PATENT要約)を考察する。
Q1 今朝(2009-02-16)発表されたGDP速報値は、事前にある程度予想されたとはいえ、年率換算12.7%という大幅マイナス成長になったが、どのように受け止めるか。
A1 肌身で感じていた「百年に一度の最悪の経済状態」(SANARI PATENT考察:「百年に一度の最悪の経済状態」という表現は不適切で、「戦後最悪」という期間修正の表現が一般的になってきたが、「戦後」の方が適切である)が数値だ示されたという感がある。更に気を引き締めて景気回復に努力すべきであることを再認識した。
Q2 今回の数値を踏まえて、改めて追加対策を考えるか。
A2 年末のこの数値の時期に第二次補正予算を作成し、かつ、次年度予算を作成した。15か月予算、3段ロケットということで回復しようと、政策を打ち出したので、先ずはこの政策を的確に早期に実行して、景気回復に努めたい。
Q3 今の2009年度予算案と2008年度補正予算で十分と考えるか。
A3 まだ実行に着手していないので、先ずは目の前にあるこの景気対策に早期着手することが必要である。2009年度の日本経済は、各国の景気対策による世界経済の回復と共にあると思っているので、その効果を見ないと、日本だけでは政策の充分度を判断できない。
今回のG7コミュニケを見ても、各国がそれぞれ自らの責任を果たして景気対策を実施することが共通の目標になっているから、国際協調の経済対策ということが最も重要であり、その意味で、日本は日本の経済対策を早く実行すべきである。
Q4 地球温暖化対策について、経済産業省の基本スタンスを改めて聴きたい。
A4 論理的可能性ある各選択肢について、専門家が検討中なので、具体的コメントは控えるが、長期エネルギー需給の見通しの変化も考えなければならない。
Q5 ポイントは「負担の公平性」か。
A5 ポイントは、「環境と経済の両立」である。
SANARI PATENT所見
Q5A5の質疑応答が極めて重要である。
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GDP、経済産業事務次官、景気対策、G7
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