2009年1月29日木曜日

Revision of Industry Activity Act as to Political Investment 

政策投資銀の機能拡大のため法改正
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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1-6(承前:2009-01-27記事)産業活力再生特別措置法の改正
(産業活力再生特別措置法の改正は、この通常国会で行うのか、という質疑に対して)そうしたいと思う。金融機関および現下の経済情勢に対して、全てスピードが大事である。米国オバマ政権もスタートラインに立ったばかりだが、前向き・前倒しに対応しおようとしている。それは非常に素晴らしいことだと思うが、当方も、信用保証の問題にしても、経済産業省としても関係機関にお願いして年末まで頑張ったし、年明けても同スピードで対応し、ぎりぎりのところまで来ている。経営にいそしむ人達には何の罪もないのに、政治的駆け引きのため苦しい目に合い続けるのは不当で、一刻も早く予算等成立を望んでいる。

1-7 損失補填率
(「損失の一部を補填するとのことだが、この一部というのは何%ぐらいを、現段階では考えているか」との質疑に対して)これから話を詰めるが、50%から70~80%を念頭に置いている。民間の金融機関もリスクを負うことであるから、互いに出資に際して慎重な判断を行うものと考える。

1-8 政策銀行が負うリスク
(「そういう資金調達すら困難な企業に出資することは、民間銀行としては8割程度補填されて済むが、政策銀には、その企業の倒産の場合、株価が大きく下げ(SANARI PATENT考察:「下げ」以上に、零価格になる場合が多い)、非常に大きなリスクを取らせることになるのではないか」との質疑に対して)リスクなしに今日のこの経済情勢を回復に持ち込む方法があれば、それはそれで結構だが、いまの事態でわれわれは、思いつくありとあらゆる対策を講ずるべきで、それに対して各金融機関に対して協力を要請することは、何も命令ですることではなく、話し合いで行うのであるから、いまご質問のようなことは十分念頭に置いて対応する。

1-9 対象業種
(「対象業種や補填条件について、今どのように念頭に置いているか」との質疑に対して)業種や条件の策定はこれからである。地域にとって極めて重要であり、国家にとって極めて重要であることに関して、なお他に方法が見つかり難いというような企業に対して、支援したい。
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Investment、産業活力再生特別措置法、政策投資銀行、オバマ政権、リスク

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