2009年1月26日月曜日

Developments of Consumer Generated Media(CGM) 

ブログ、SNSなどの発達に伴う諸問題
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
Sub Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
Sub Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

1-5(承前:2009-01-25記事)超高速ネットワークインフラ整備のため、ADSLに続いてFTTHによるサービスが普及し、常時接続・定額制による高速インターネット接続サービスの提供が拡大している。このようなネットワークインフラの発展に併せて、従来サービスの受信側であった利用者が、発信側として作成したコンテンツを中核とした情報提供サービス、すなわち、コンシューマー。ジェネレーテッド・メディアである掲示板やブログ、SNS(Social Network Service:社会的ネットワークをインターネット上で構築するサービス)などが発達してきた(SANARI PATENT考察: 米国のゴア前副大統領が光ファイバー幹線の米国領土全体への構築を情報インフラ事業として唱導したのに対応して、日本でも光ファイバー幹線の構築計画が進められたが、わが国では、既存のアナログ電話回線を使用するADSLすなわち、上りと下りの速度が非対称である、高速デジタル有線通信技術および電気通信役務が先行し、既存マンション等への光ファイバー敷設が遅滞した側面がある)。

1-6 さらに現在では、ネットワークの広帯域化、アップロードスピードの高速化、プラットフォームが発展し、従来は専業のサービス提供者が高度なシステムを構築しなければ提供できなかった動画コンテンツも、ビデオ投稿サイトにより容易に提供できる(SANARI PATENT考察: 麻生太郎、小沢一郎両氏のニコニコ動画も、最近は双方向性が顕著に発達してきた。来る総選挙はわが国では最初のインターネット基盤選挙となり、オバマ選挙に匹敵して、さらに、インターネット投票に至れば、選挙経費の削減は大幅に可能である)。

1-7 一方、インターネット接続が定額制であるため、一部の利用者が莫大な帯域を消費し、他の利用者の通信速度に影響を与え始めている(SANARI PATENT考察: 動画の大量送受信に起因する)。このような状況に対処し、ISPが共同して「帯域制御のガイドライン」を定める取組が進み、また、利用者とインターネット接続事業者をつなぐアクセス網の提供者であるNTT東西によるNGNサービスが開始された。
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)
CGM SNS ブログ ニコニコ動画 ADSL

ラベル:

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム