2008年12月27日土曜日

New Finance System for Middle Sized companies 

「商工中金を通ずる新たな融資制度」等について二階経済産業大臣の対記者説明・応答(SANARI PATENT要約)
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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1. 商工中金を通じた新たな融資制度等
1-1 緊急保証制度は、昨日(2008-12-25)までに14万8000件、3兆4000億円の実績を挙げた。公庫や保証協会は30日まで対応、私も同日登庁する。
1-2 また、世界金融危機の影響などによって、中小企業のみならず中堅。大企業の資金繰りも厳しさを増している。「生活防衛策」において、中堅・大企業を対象とした資金繰り対策を発表したが、その一環として昨日、商工中金に対して、中堅企業等を対象とする「金融危機対応業務」業務を指示した。本日(2008-12-26)から相談を受け付ける。
1-3 (「貿易統計に続いて今朝発表の鉱工業生産統計にも、非常に厳しい数字が出ており、厳しい生産調整を迫られているが、所見はどうか」との質疑に対して)経済のあらゆる統計が、グラフに描くと直下型に低落している状況であり、適切な対応を要するが先ず、いま直ちには、経済の血液とも言われる金融の関係によって倒産に至る企業を少なくするため、全力を挙げなければならない。海外における日本企業に対しても、融資面で積極的に支えてゆく。
1-4 (「先手」の対策が必要ではないか、との質疑に対して)経済対策は本当の意味で先手、先手と打って対応しなければならない。年明け早々、企業、経済団体の生の声を直接聴いて、後手にならないようにする。

2. 電力料金値下げ
(電力料金が5月から下がる見通しと示されたが、所見はどうか)との質疑に対して)電力料金値上げに対しては、抑制的対応を電力業界に要請したが、今回は原油等の価格低下によるゆとりの部分を、ぜひ値下げに向けるようにとの経済産業省の願望に対して、応えられたものと評価する。家庭への影響も大きく、公益企業という立場をよく理解することを望む。(SANARI PATENT考察:「ゆとり」の内容が課題である。「願望に対して応える」よりも、制度上法的義務として、厳正原価対応の料金であるべきである)。

3. 先進国における日系企業の資金調達
本日(2008-12-26)の閣議により日本政策金融公庫施行令を改正し、わが国産業の国際競争力維持。向上に役立てる。

4. 貿易保険の拡充
設備資金に限定していた保険の対象を、運転資金にも広げる。(SANARI PATENT考察: 知的財産をパワーとする日本企業の海外活動に寄与するところ多大と考える)。
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)
Middle Sized Companies、商工中金、貿易保険、電気料金

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