2008年7月3日木曜日

Israeli Hi-tech Venture Capital

Israeli Hi-tech Venture Capital: 中東和平、日本・イスラエル・ヨルダン・パレスチナ自治政府のインフラ整備合意とこれら国域の科学技術
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
別サイト http://patentsanari.cocolog-nifty.com/ 経済産業省・JTBの観光地顧客調査(20080702記事)
別サイト http://d.hatena.ne.jp/SANARI/ Microsoftの自然言語検索イノベーション(20080702記事)

1. YOMIURI ONLINE (2008-07-02-21時22分)は、「中東和平の閣僚級会議、インフラ整備に来年早々着手で合意」と題して次のように報道した(SANARI PATENT要約)。
1-1 中東和平に関する日本、イスラエル、ヨルダン、パレスチナ自治政府の閣僚級会議が2日、東京で開かれ、日本が提唱する開発プロジェクトの具体化に向けて、来年早々、インフラ整備に着手することを合意した。
1-2 この構想は日本の援助で流通拠点等を建設するものである。

2.中東の上記国域の科学技術には、極めて注目すべきであるとSANARI PATENTは考える。例えばイスラエルについて見る。

2-1 Wikipediaは、Israelの科学研究について次のように述べている(SANARI PATENT要約)。
2-1-1「Israelは専門資格を持つ人材資源が豊富であり、自国が持つ科学資源や専門知識を駆使して、国際協力において重要な役割を果たしてきた。Israelは幾つかの分野に限定して専門化し、国際的な努力により国家存続に不可欠な高度の軍事および民生技術を具備しつつある。科学技術研究に従事するIsrael人の同国人口に対する比率、および研究開発資金額の比率は、世界有数の高率である。

2-1-2 また、労働力数との比率で見ると、自然科学、工学、農学、医学の分野における論文執筆者の数は世界一である。医学とその周辺分野、生物工学の分野では、極めて進んだ研究開発基盤を持ち、広範囲な研究に取組んでいる。

2-1-3 軍事目的を主目的として、人工衛星も打ち上げているが、その特殊技術としては、通常の人工衛星は地球の自転を利用して東向きに打ち上げられているが、Israelの人工衛星は西向きに打ち上げられ、アラブ諸国に機体が事故落下するリスクを回避している。

2-2 Israelの科学技術を産業に結び付ける同国のVenture Capitalについては、わが国においては、d.hatena diaryが次のように述べている(SANARI PATENT要約)。

2-2-1 IsraelのVenture Capitalの歴史は比較的浅く、1993年以前に国内で活動していた企業は1社であったが、Israel政府は自国のVenture Capital企業うぃ育成するため「Yozme Program」(Israel語で、Initiativeの意味)政策を樹立し、世界と伍して戦えるVenture Capital産業の確立を目的として、1億ドルの黄金を先ず割り当てた。さらに外国の主要Venture Capital企業と協力して10基金を設定した。

2-2-2 IsraelのVenture Capital活動を活発にしている要素としては、Israel Venture 協会やIsrael Venture Capital Research Centreの活躍がある。(SANARI PATENT注:例えば後者は、Israel High-tech Company Capital Raising-O1-2008のような最新技術情報を提供している)。
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)
Israel、Venture Capital、中東、ヨルダン、パレスチナ

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