2008年6月24日火曜日

HITACHI MAXWELL vs. PIONEER: Importance of

HITACHI MAXWELL vs. PIONEER: Importance of Non Functional Design: 機能部分外デザインの重要性、ただし機能部分にも発明考案
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
別サイト http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog 東邦テナックス、ドイツで炭素繊維増産(20080623記事)
別サイト http://d.hatena.ne.jp/SANARI/ iPS細胞の生産性著増発明(米国
NATURE)(20080623記事)

1. 消費者の志向・嗜好が合理化
1-1 生活基礎商品の価格が高騰して、生活防衛意識が高まると、知財専門家のデザインに対する意識も変えてゆかなければならない。外国製ブランド品の価格が低下していることは既に報道されているが、しかし、電子機能製品の高度化への即応は、青少年や現役世代を通じて生活必需であり、これにデザインの創意を加えることが、差別化のポイントである。これは平均寿命が永い高齢者についても同様である。
1-2 その意味で先ず、今朝のmycom.comが伝えたの新ヘッドホンを見る。
 
2. 日立マクセルの新ヘッドホン
Mycom.co.ニュースの内容(SANARI PATENT要約)は、
2-1 日立マクセルが23日、「大粒のスワロスキーが輝くカナル型ヘッドホン」
(Crystallized Swarovski Elements)を推定市場価格2480円前後で、7月25日に発売する。
2-2 この製品はジェリー感覚で楽しめる女性向けモデルで、ハウジング部分(SANARI PATENT注:要するに耳に入れる部分の外装である)には、大粒のカットクリスタルであるCRISTALLIZED-Swarovski Elementsを使用し、耳元を華やかに演出するという。

2-3 機能面では、密閉性と遮音性を高めるために、ポート部分には「オーバル型ポート」を採用し、リハウジング部分は、突起を少なくして、ピアスに当たらないように配慮している。イヤピースには殺菌作用がある銀イオンが含まれ、耳に触れる部分を清潔に保つことができるとのことである。
2-4 ボディの色は、カットクリスタルと相性の良い10色を展開している。

2-5 なお、機能面では、2-3のほか、ケータイやポータブルオーディオに接続できる平型変換コネクタと、イヤピースSS/S/Mの3種類を付属している。

3. パイオニアの集音器
3-1 高齢化性難聴と壮年期突発性難聴の増加で、補聴器の広告が連日掲載されるが、「目立たないように」という「耳穴式」補聴器は、ほとんど低中度難聴向けで、また、増幅度調節で結局は「目立つ」ことにもなる。

3-2 パイオニアは「集音器」という名称で増幅幅の大きい補聴器を拡販しているが(連日広告)、耳に装着する部分の金色が豪華で、壮年・高齢者向けにも美観がある。従来の同種他社製品に比べると、機器全体として、小型化かつ美麗化しており、会議や会合主催者者がマイクを準備する必要もなくなるので、会議・会合場所の選択を広くする。

4. SANARI PATENT所見
機能の発明とデザインの感性適合の双方が必要であり、専らデザインブランドに依存する製品価格の高価格化は難渋する「生活防衛・機能追求・デザイン感性」の三位一体が繁栄する現在である。
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)
日立マクセル、パイオニア、ヘッドホン、補聴器、感性

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