2008年6月15日日曜日

Asahi News: Media-Contents Integration

Asahi News: Media-Contents Integration: 朝日新聞・asahi.com、TV朝日、知恵蔵、週刊朝日、くらべる一面など、メディア・コンテンツのクロスと融合
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATEN
別サイト http://d.hatena.ne.jp/SANARI/ 三菱電機WiMAX端末(2008-6-14)
別サイト http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog OECDインターネット経済閣僚国際会議(2008-6-14)

 テレビ朝日の今次事業報告が届いた。Cross Mediaの展開が注目される。
 さらに、朝日新聞によるインターネットサイト「知恵蔵」の開始(2008-6-12)が全国民的好評を博し、わが国文化の多角的発展に寄与することは確実である。

1.株式会社テレビ朝日の今次(207-4-1~2008-3-31)報告(SANARI PATENT要約)
   朝日新聞がレテビ朝日およびインターネットのasahi.comとの一体的機能を強調し、また、テレビ朝日としては、コンテンツの創出を重視しているので、その観点から考察する。
1-1 大型コンテンツを多数放送した。「松本清張・点と線」は文化庁芸術祭テレビ部門ドラマの部で大賞を受賞し、視聴率も24%に及んだ。4時間超の特別番組「地球の危機」が、視聴者多数から大きな反響を呼んだ。
1-2 音楽著作権・音楽隣接権の管理事業は、楽曲の配信市場拡大により堅調に推移している。
1-3 音楽コンテンツ事業は、湖南乃風などがライブコンサートの1万人超入場と共に、いずれもヒットし、配信収入が好調である。
1-4 出資映画事業は、クレヨンしんちゃんなどが大ヒットした。
1-5 ケータイ向け会員制有料情報サービスは、放送連動コンテンツ配信の充実により、テレ朝コンプリートを始め、業績安定している。
1-6 番組連動データ放送は、平成23年の完全デジタル化に向けて、クロスメディア展開を進めている。
1-7 イベント事業は、ブロードウェイミュージカルなど多回・多数観客を動員した。
1-8 テレショップのブランド名を統一し、通信拡販した。
1-9 番組の二次活用として、ビデオ、DVD化、出版などのコンテンツビジネスを増強した。
1-10 自主運営のCS放送「テレ朝チャンネル」のの加入者数は、217万世帯を超えた。
1-11 要するに、テレビ放送事業、音楽出版事業に比べて、対前期比は、その他事業の売上高10.2%増、営業利益15.9%増が顕著である。

2.インターネット知恵蔵
  朝日新聞社発行「朝日現代用語辞典」のインターネット化は、朝日新聞読者の枠を超えて、メディアとコンテンツ融合の恵沢を豊かにするものである。
2-1 知恵蔵収容の1万語に、朝日新聞のキーワード6千語を加えた。
2-2 キーワード検索やジャンル別検索ができる。
2-3 前日に多く閲覧されたキーワードのランキング紹介をする。例えば2008-6-14のインターネット知恵蔵には「副都心線」がトップ紹介された。
2-4 ユーザ参加型である。
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)
Asahi.com、cross media、知恵蔵、テレビ朝日、朝日新聞、くらべる一面

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