2008年6月18日水曜日

Info-Communication Speed Competitiveness,

Info-Communication Speed Competitiveness, Japan vs. China:中国における自動車生産について中国国務院新聞弁公室→China-Net(中国網)のスピード
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
別サイト http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog 特許庁の仮想世界特許庁案(20080617記事)
別サイト http://d.hatena.ne.jp/SANARI/ 日本触媒のバイオディーゼル燃料(20080617記事)

1. 広州トヨタ自動車有限会社(Guangzhou Toyota Motor Co.,Ltd..)の広州市南沙工場第2ライン新設による同工場トヨタ・カムリの年産32万台計画(現在20万台)をトヨタが発表(20080617)したため、各社.comがその報道で賑わったが、日産自動車は、前日に「東風汽車有限公司」湖北省工場で日産ティアナの生産開始による年間9万6000台販売計画を発表(20080616)するなど、国内.comは、自動車各社の発表の都度、数十報道を並列させている観がある。

2. わが国では情報通信の速度が広帯域大容量光回線の伝送速度という物理面でのみ競われている観があるが、中国国務院指導のChina Netが実質予測報道ながら、日本の自動車各社の発表に先立って上記諸計画を報道しているのを見ると、情報通信の速度は情報通信の体制によって競われる要素が多いことを考えさせられる。

3.China Netは10日早く(20080606)、総合的に次のように報じている。
3-1 日本の自動車メーカーは、日本国内と米国での販売台数減少を背景に、急成長する中国市場に積極的に投資する。
3-2 スズキは重慶市に在る長安鈴木自動車有限公司の年産能力を20万台に増強する。
3-3 トヨタは吉林省に建設中の工場を合わせて年産100万台に達し、中国を第2の海外生産基地とする。

4.日本自動車工業会によれば、1~4月の国内生産台数は4,097,830台(うち乗用車3,527,862台)でったから、年産約1200万台であるが、中国自動車工業会によれば、1~5月の同国内生産が435万5000千台に達したから、上半期500万台超は確実で、年産台数は両年中に日本を超える。

5.なお、中国における乗用車のメーカー別販売台数上位10社は、上汽GM五菱、一汽フォルクスワーゲン、上海フォルクスワーゲン、上海GM、奇瑞、一汽トヨタ、長安汽車、北京ヒュンダイ、東風日産、広州ホンダと序列されている。

6.SANARI PATENT所見
  上記5の奇瑞汽車については、マレーシアで自動車生産を開始し、韓国ヒュンダイ(現代)の工場と隣接して生産し、東南アジア、更に英連邦諸国・欧州への輸出を計画していると保持られているが(news searchina20080424)、ブランドを含む知的財産競争と販売戦略において、諸国企業の特徴がどのように機能してゆくか、個別発表の紹介と共に全体像の把握と解明がマスコミにも要望される。
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)
Guangzhou Toyota、フォルクスワーゲン、上海GM、奇瑞、スズキ、日産自動車

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