2008年6月29日日曜日

SINKO Utilize NEC Electronics’ Super 20,000 Patents

SHINKO-SJ Electronics Trading Utilize NEC Electronics’ Super 20,000 Patents : 新光商事(東証1部)とNECエレクトロニクス(同)の協業による中国民生品市場展開
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
別サイト http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog 特許庁がPATENT出願のTREND報告(20080629記事)
別サイト http://d.hatena.ne.jp/SANARI/ スパ・サービスを経済産業省調査(20080628記事)

 今次各社事業報告では、増収減益が目立つが、「3期連続での増収増益を達成するに至りました」と述べたのは新光商事の北井暁夫社長である。
 新光商事さらに、「NECエレクトロニクスとの協業推進により、トータル・ソリューション力を強化し、自動車電装市場および中国民生品市場への積極的展開を推進します」と宣言しているが、特に注目されるのは、「中国市場で加速する最先端技術へのニーズに応えるため、独自技術に関する保有PATENT数2万件超を誇るNECエレクトロニクスとの協業体制を強化し、広範囲なカテゴリーを構成するNECエレクトロニクス製品の拡販に取組む」としていることである。

1. 新光商事の今次報告(SANARI PATENT要約)
1-1 新光商事の事業環境は、娯楽機器業界が好調を維持し、自動車産業や設備産業においても、おおむね堅調に推移した。連結売上高2063億円で前年度比13.2%増、当期純利益44億円で8.5%増である。
1-2 北米での売上高は20億円で40%増、東南アジアにおいてもタイ・ベトナム等でエレクトロニクス民生機器、半導体組込ソフトウェア、システムLSI事業を拡大している。
1-3 成長市場での先行優位性確保を目的として、NECエレクトロニクスとの協業体制を強化する。液晶パネルや制御用ICの分野にコンピタンスを確立する新光商事として、カーエレクトロニクスの専門組織を拡充し、NECエレクトロニクスとの協業体制のもとで、センサー、表示デアバイスなどの高付加価値ビジネスを推進する。

2. 特に中国市場について(1.と同)
2-1 新興国への市場拡大が大きな課題であるが、特に中国においては民生用電子機器産業の成長が著しく、2004年の売上高は496億ドルに達し、米国Global Sources社では「中国の民生電子機器は、その後も年平均20%以上で成長し、2007年に940億ドルに達する」と予測してきた。

2-2 中国市場ではホームシアターシステム、MP3プレヤー、PDAを含む8民生機器分野で各メーカーが高性能製品の生産を加速している。従って、新光商事はエレクトロニクス専門商社としてメーカー、ベンダー、仕入れ先とのアライアンスを強化し、高次元の顧客サポート体制を構築する。

2-3 特に、中国市場で加速する最先端技術のニーズに応えるため、PATENT
数2万超を有するNECエレクトロニクスとの協業体制を強化する。

3. SANARI PATENT所見
  中国市場向けの各社体制はいずれも強化されているが、例えばDellの本日サイト中国向けには新製品が、「多媒体技術 全新娯楽電動」「震感遊戯体験」「娯楽影音」「完美体験」などの中国文字跳躍のもとにLaptopその他が映像され、アラビア語など約30国語サイトが即時表示されて、グローバル意欲を示している。
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.Com に送信下さい)
SHINKO-SJ、NEC Electronics、中国、ベトナム、タイ、Dell、PATENT

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