2008年4月18日金曜日

Search Engine System Studied by Culture Administration

Search Engine System Studied by Culture Administration:文化庁の検索エンジン考究
弁理士 佐成 重範 Google検索SANARI PATENT
別サイト http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog/ 韓国の半導体・電子部品産業

  デジタルコンテンツの振興、そしてそれによる社会経済の発展のために、検索エンジンの機能が高度化し広く活用されることが必須の条件であることには異論がない。その達成上、必要とされる著作権との調整については、文化庁の「文化審議会著作権分科会法制問題小委員会の中間まとめ」(2007-10)が詳述している。

1. 上記「中間まとめ」の内容(SANARI PATENT要約)
1-1 検索エンジンの仕組み
1-1-1 検索エンジンサ-ビスの提供に至る作業工程は、検索エンジンサ-ビス提供者によって細かな差異はあるものの、次のように3類型化できる。
1-1-1-1 ソフトウェアによるウェブサイト情報の収集・格納(クロ-リング)
1-1-1-2 検索用インデックスおよび検索結果表示用デ―タの作成・蓄積
1-1-1-3 検索結果の表示(送信)
1-2 検索エンジンサ-ビスには、ロボット型およびディレクトリ型と呼ばれるものが存在する。
1-2-1 ロボット型
上記1-1の一連の工程を概ねソフトウェア処理によって自動的に行う。現在の大勢を占める。
1-2-2 ディレクトリ型
上記1-1-1および1-1-2の工程を人手によって行う。

2. ソフトウェアによるウェブサイト情報の収集と格納
2-1 クロ-ラ-と呼ばれるソフトウェアによって、ウェブサイト情報を収集し、そのデ―タをストレ-ジサ-バに格納(蓄積)する工程である。クロ-ラ-は、訪れたウェブサイトの情報を解析し、そこに含まれるリンクを辿ることにより次々にウェブサイトの情報のデ―タを収集するという動作を繰り返す。これにより世界中のウェブサイトを訪れ、訪れた先が新たなウェブサイトである場合は、そこから取得したデ―タをストレ-ジサ-バに格納する。
2-2 このようなクロ-ラ-が行う収集・格納の行為は、ある一定の時間間隔を置いて繰り返し行われ、訪れたウェブサイトの情報が更新されている場合は、ストレ-ジサ-バに格納されたデ―タも更新される。一方、クロ-ラ-が訪れようとしたウェブサイトが、削除等によってもはや存在しない場合には、ストレ-ジサ-バ中の当該ウェブサイトに対応したデ―タは削除される。
2-3 (以下、このサイト2008-4-19)
(この記事修正のご要求やご意見は、sanaripat@nifty.com に、ご記名ご送信ください)
ウェブサイト、クロ-ラ-、ストレ-ジサ-バ、検索エンジン、文化審議会

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