2008年4月1日火曜日

Mitsubishi Regional Jet Program by MHI

Mitsubishi Regional Jet Program by MHI (Mitsubishi Heavy Industries LTD.):三菱重工業が「三菱航空機株式会社」を立上げ→ 多角的に大きな意義
弁理士 佐成 重範 sanaripat@nifty.com  Google検索SANARI PATENT
別サイト http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog/ 資源Nationalism対応:資源確保対策・閣議了解(2008-3-28)

1. 三菱重工業News(2008-3-28)の内容(SANARI PATENT要約)
1-1 三菱重工業は、次世代のリ-ジョナルジェット機の事業化を決定した。新会社「三菱航空機」においてリ-ジョナルジェット機の開発を加速すると共に、世界各国のエアラインへの販売活動を一層強力に展開する。日本企業がジェット旅客機の全機組立・販売事業に進出するのは今回が初めてであり、三菱重工業がこれまでに培ってきた技術を駆使して、わが国航空機産業の熱望である国産旅客機事業に挑戦する。
1-2 三菱航空機は、リ-ジョナルジェット機の設計と、型式証明の取得、調達、販売、カスタマ-・サポ-トを行う。試作、製造、飛行試験は三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所が担当する。
1-3 三菱航空機の資本金および資本準備金は当面、三菱重工業全額出資の30億円で、事業の本格化に対応して1000億円に増資する予定である。うち2/3程度を三菱重工業が出資し、残額については、トヨタ自動車、三菱商事、三井物産、住友商事、日本政策投資銀行等に対して出資の検討を要請している。本社は名古屋市、従業員200人で始動し、初代社長に三菱重工業・戸田信雄執行役員が就任する。
1-4 リ-ジョナルジェット機は、世界最高レベルの運航経済性と客室快適性を兼備した70~90席クラスの最新鋭小型ジェット旅客機である。リ-ジョナル機として初めて主翼・尾翼に複合材を本格的に採用する。新型エンジンの搭載や最先端の空力設計と相俟って、燃費を大幅に節減する。上記によってエアラインの競争力と収益力を向上する。
1-5 既に全日空から25機を受注するなど市場の確かな反応を得て、2013年に就航を目指す。商社や独立行政法人・日本貿易保険などの協力のもとに海外での販売も拡大し、民間航空機事業を軌道に乗せてわが国産業の発展に寄与する。
1-6 三菱重工業のリ-ジョナルジェット機プロジェクトには、Geared Turbo
Fanを供給するPratt % Whitney、Parker Aerospace(油圧〕、Hamilton
Sundstrand(電源・空調・補助動力)、Rockwell Collins(フライト・コントロ-ル・コンピュ-タ、アビオニクス)、ナブテスコ(フライト・コントロ-ル・アクチュエ-タ)、住友精密(降着システム)の各社が主要パ-トナ-として参画する。

2. SANARI PATENT所見
今次三菱重工業の発表内容は、次世代リ-ジョナルジェット機の国産、燃費の大幅低減による世界環境政策への適応、関連分野を包含するイノベ-ションの起動など、多角的な意義を有する。
(この記事修正のご要求やご意見は、sanaripat@nifty.com に、ご記名ご送信ください)
Regional Jet、三菱重工業、航空機、リ-ジョナルジェット機、燃費、住友精密

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