2015年11月20日金曜日

「介護リリーフ」を保険新商品として開発したT&Dホールディングス


国定制度が至らないニーズを充足する保険分野の革新
弁理士 佐成 重範 Google・Yahoo検索 SANARI PATENT
(知財戦略関連の他サイト: http://bit.ly/dfBR7g)
野村IRの紹介で、T&Dホールディングスの資料が届いた。「T&D保険グループ」の通称で知られているが、新商品創出の中身が本質的に制約されるこの分野に在って、社会の需要の変容に即応する保険内容を次々に創出してきた社会貢献は高く評価され、今後もその展開が期待される。一例として同グループの大同生命が今次資料げ説明している「介護リリーフ」は、「介護を必要とする方々は年々増加し、介護のリスクは身近になりつつあります」と、先ず「介護必要発生」を「リスク」として捉えたことが極めて適切である。同社は、「将来のご自身・ご家族の介護に対して不安を感じている方が多い」と独自に実態調査し、「コンセプトの異なる二つの介護保障新商品を同時に開発し、介護を総合的にサポートする新サービスと共に、今秋、取扱いを開始した」。また同社は「収入リイーフ」として、「経営者・個人事業主の方などが要介護状態になったときの収入の減少に備える」。
SANARI PATENT所見→社会経済体制の変動が急激であり、「絆」の実際や、「友人」等に頼りえない未想定の不遇に、先ず経済的に狼狽える事例が多発している。これを保険の手法で応急救済できれば、極めて大きな社会福祉事業が、事業として成立することとなるが、T&Dホールディングスの業歴と業績が、その堅実な推進の実現を熱烈に期待させる。
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