日本製紙が野村IR誌の好業績&低PBR株番付の第7位に登場
同じく、好配当株ランキング100の48位にも登場
弁理士 佐成 重範 Google、Yahoo!検索 SANARI PATENT
デジタルメディアが多様化かつ拡大する折柄、紙文化の基盤、日
本製紙の今次報告が届いた。既に日本製紙は「旧王子製紙のうち
十条製紙を継承。2001年に大昭和製紙を統合し、製紙国内2位。
うち洋紙1位、板紙3位」と特色付けられ(会社四季報)、「板紙
漸増。印刷用紙など洋紙底入れ。値上げも定着。製品輸出の積極
化で円安に伴う原燃料費を緩和し、営業益反発。増配」(同)と
高評価されている。東洋経済誌が「割安株探しの王道」と銘打っ
た「好業績&低PBR(株価÷1株当たり純資産。1倍を下回る場合
は、株価が会社の解散価値を下回っていることを意味する)」ラ
ンキングで、日本製紙は7位という高上位を、PBR0.48で占めてい
る。なお東洋経済誌の好配当株ランキング100においても、日本製
紙は予想配当利回り2.96%で48位に位置している。
SANARI PATENT所見→日本製紙は、紙の国内需要が減少傾向にある
ことを中長期的な大課題として、既存事業の競争力強化と事業構
造転換を推進しているが、既に洋紙事業では国内生産能力の15%を
削減し、1300人の人員合理化を実施して収益力を強化すると共に
、事業構造転換に向けた取組として、軽失禁用品やケミカル製品
の拡販と増産対策、また、エネルギー事業拡大に向けたプロジェ
クトを推進しており、このような成長分野への経営資源の配分の
迅速な行動が、東洋経済誌のランキングにおいても、その実効を
認められつつあると考える。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム