三井金属鉱業の増収、著増益の事業報告と更なる増収増益の次期 予定
産業プラント、排ガス浄化、自動車機器の内外堅調
弁理士 佐成 重範 Google、Yahoo!検索 SANARI PATENT
三井金属鉱業の今次報告が届いた。機能材料、金属、自動車機器
、これら関連の全局面において堅調に推移し、前年同期比7.3%の
増収。損益面では、排ガス浄化触媒、極薄銅箔などの増販や円安
効果、これに伴う在庫要因、金属価格の上昇等により23.7%の営業
利益著増、持分変動利益等の特別利益による3.7倍の純益増を示し
た。今期も、更に増収増益を見込んでいる。新興国における排ガ
ス規制の強化、高機能用途の極薄銅箔需要増、汎用電解銅箔のア
ジアほか海外需要増、米国経済回復やガソリン価格下落による北
米自動車機器需要増、亜鉛の国際価格の上昇と円安効果による国
内価格高などが要因となっている。
SANARI PATENT所見→今後の志向として三井金属鉱業・仙田貞雄社
長は、省貴金属化排ガス浄化触媒により、現在マイナーシェアで
ある四輪車市場への積極参入とインド・インドネシア・ベトナム
積極展開、水力発電所の大規模更新、鉱石原料精錬からリサイク
ル精錬への転換、機能材料事業へのタイムリーな経営資源集中投
入、キャリア付銅箔のマレーシアでの生産、ペルー探鉱における
リスクの定量把握等々を挙げて説明し、その堅実性に信頼が持た
れる。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)
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