2014年8月19日火曜日

「ご当地キャラクター」知財の活用を弁理士会パテント誌が解明


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT(企業の知財戦略研究)
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アベノミクスの第4の矢「地域創出」に先駆けて、彦根市の「ひこにゃん」キャラクターは「来る23日に横浜市で開催される虫の音を聞く会に出陣します」と発表、各地の「ご当地キャラクター」の先輩格として、彦根市の観光・物産拠点を全国・外国人観光客に向けて地域創出している。ひこにゃんを始め、諸地域で創出された「ご当地キャラクター」の人気が高まる折柄、弁理士のパテント誌最新号が著作権特集の一環として、「ご当地キャラクターの活用とその課題」を掲載したことは、実にタイムリーであった。昨深夜のテレビ東京WBSも、カプセルホテル・商店街・銭湯など、ご当地キャラクターを付すれば益々外国人観光客の人気を高めそうなわが国地域文化の数々を放映していたが、ご当地キャラクターが、ここ数年来、急速に人気沸騰し始めただけに、著作権のみならず商標権などとの絡みも含めて、制度面・運用面の整序が必要であることを示している。標記ひこにゃんも誠にカワイイ・キャラクターで、各地で売れっ子となり、それだけに運用制度が問題ともなったのだが、ひこにゃんに続くご当地キャラクターの続出は、日本経済再生の強力な軍団ともなろう。
佐成重範弁理士所見→ひこにゃんは東京世田谷区の豪徳寺(井伊大老の墓所)にも「出陣」しているが、彦根に縁ある猫のキャラクターは、「招き猫」が本尊であろう。ここには詳述しないが、招き猫は既に商品キャラクター化されており、ひこにゃんの原著作者はひこにゃんを別猫として更にカワイイキャラクターとして創出した、と解する。
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