2014年6月29日日曜日

ヤマダ電機の第三創業期、「高機能商品」ではなく「好機能商品」のオリジナルブランドや自由設計スマート住宅


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT(企業の知財戦略研究)
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ヤマダ電機の総会報告が届いた。売上高・営業利益の増加は、省エネ家電、テレビ画面サイズ大型化、パソコン買替など、家電流通大手の共通環境に加えて、ヤマダ電機が誇る「家電小売業界で唯一、全国に専門店としてのサービスをソリューション的に、市場ニーズに合わせて提案できる店舗網を持つ強み」と、「圧倒的な全国会員数をプラットフォーム化することで、リアルとバ=チャルを融合させ」更に、「川下発想の家電量販店だからこそできる新たな住宅関連市場の開拓」によるものと説明している。大都市から発足したビックカメラと対照的に地方都市から発足したヤマダ電機(本社は今も群馬県高崎市)の意気込みが「全国」の強調に顕れている。
ヤマダ電機は、「作り手の都合で考えた高機能商品ではなく、顧客目線にこだわった、顧客に好かれる好機能商品」を目指して、ヤマダ電機オリジナルブランド「ハーブリラックス」のシリーズを発売し、また、低価格注文商品「フェリディア」をベースに、ヤマダ電機ならではの川下発想で、太陽光発電システムやリチウムイオン蓄電池をオプション搭載したスマートアイテムのオプション搭載住宅を、ヤマダ電機店舗ラックランド駐車場への体感型住宅展示場で拡販しているが、全国各地方のニーズ特質に適応できるヤマダ電機の全国網の特質であろう。都心で著増している高層マンションには専有駐車場方法少なく、メトロ網等との交通網活用が流行だが、シェアルームやIT高機能の高度活用には、地方と異なる様相もあり、ヤマダ電機の対応のバライエティが発揮されるであろう。
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