2014年6月23日月曜日

国家戦略特区の首都圏中心に民間建設イノベーションの清水建設活況


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT(企業の知財戦略研究)
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建設業界最大手の一角・清水建設株は昨年初来高値を更新して720円に達し(2014-06-23前場高値)、2月安値491円の46.6%高に及んだ。既に清水建設は、「首都圏・民間建築が主力。環境エネルギーに注力。海外受注比率は1割未満」と特色付けられ(会社四季報)、「大幅続伸。採算重視しつつ、単体受注は計画比・上ぶれ濃厚。高水準の手持ち工事を着実に消化。労務費高のもと施工を効率化し、不採算案件は減少して建築・土木ともに営業益大幅続伸」と高評価されている(同)。加えて、「東北震災復興の集団移転に伴う宅地造成や、ソーラーパーク建設など新エネルギー政策対応の大型工事も受注しているが、労務費の上昇も織り込んだ受注体制強化」(同)で、経営諸環境の変動に対する安定感も高い。
佐成重範弁理士所見→清水建設は新技術開発も旺盛で、特許庁公開発明も9033件(2014-06-23現在)と、建設業界で抜群であり、うち今年に入ってからの特許庁公開発明のみでも104件を数える。発明の名称は「積層ゴム支承」「汚染コンクリート塊の除染処理方法および装置」「放射性廃棄物貯蔵施設、廃棄物ユニットまたは廃棄物体を有する構造物および放射性廃棄物貯蔵方法」など、現下エネルギー対策の要請に応え、また、業務効率化に直結するものが多い。SANARI PATENTの四谷所在マンションも清水建設の施工によるが、一フロア一戸で使用でき、受電・通信端末の個数豊富と配置の適切も行き届いている。築後十数年を経て外壁の痛み微少で、新築当初価額を大幅に上回る価額での譲受希望も各戸に寄せらているが譲渡者は無い模様だ。
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