2014年3月10日月曜日

くら寿司(くらコーポレーション)、今月7日に「イベルコ丼」新登場など、回転寿司業界の拡大発展


弁理士 佐成 重範  Google検索 SANARI PATENT
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健康的・文化的な料理として和食がグローバルに好評だが、懐石料理など若干、庶民が気楽に近づき辛い歴史的芸術的和食とは別に、江戸中期から醤油の開発と共に庶民に普及した江戸前すしは、回転寿司の考案により国内外に大展開し、かつ、大手回転寿司企業の企業間オープンイノベーションによる知財の結集と独自創出によって更に発展範囲を拡大している。その代表的企業の一つとしてくら寿司くら寿司は、3月7日に「イベリコ丼」を新登場させた。イベリコ豚はスペイ
ン西部地方を中心に生息する、豊かな森が育む団栗を食べて育った豚です。その中でも厳しい基準を満たした約10%しか取れない最高ランクのイベリコ豚をベジョータと呼び、豊富なオレイン酸やブタミンB群、ビタミンEなどを多く含むヘルシーな肉質が特徴」等の解説を付し、現に50種類に及ぶ魚類の伝統握り寿司(現在はオートメ生産だが)に加えて新規商品の創出が回転寿司大手の繁栄を起動している。くら寿司を始め、米や魚材の仕入れと加工に知財の開発を続出しており、お米の生産や魚類の養殖にイノベーションをもたらしていることは、わが国の成長戦略の見地からも重視すべきである。関連してくら寿司株は昨年初来高値を更新して1910円に達し(2014-03-10前場高値)、昨11月安値1559円の22.5%高に及んだ。
佐成重範弁理士所見→コストの合理化と味覚の満足にも創案が累積され、生産・受注・配布の全面的革新と、魚材の選別・調達・品種改良推進、在来寿司以外の商品の開発、顧客吸引方法の創出など、高付加価値化かつ低価格維持の模範的和食文化として、わが国のソフトパワーともすべきである。
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