2014年2月15日土曜日

外国製半導体商社の主力、トーメンエレクトロニクスの活況


弁理士 佐成 重範  Google検索 SANARI PATENT
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スマホ向けなどに業況活発なトーメンエレクトロニクスが第三四半期報告を発表したが(2014-02-13)、連結累計期間(自2013-04-01至12-31)の売上高1228億9300万円は前年同期比14.0%増、経常利益18億7100万円で18.9%の増を示した。事業環境についてトーメンエレクトロニクスは、「エレクトロニクス業界においては、車両向け分野やスマホ・タブレットなどのモバイル端末分野などが好調に推移する一方、薄型テレビ、デジタルカメラ、パソコンなどのコンシューマー製品の販売不振や価格下落を招くなど厳しい状況にある」と考察しつつ、トーメンエレクトロニクスは、この好調分野において業績を伸長したと述べている。トーメンエレクトロニクスは現在、海外比率4割だが、「北京とインドに技術ラボ、マニラに駐在員事務所を設立。メキシコ拠点の設置も検討し、中期的に海外比率6割を目標としている(会社四季報)」。
佐成重範弁理士所見→トーメンエレクトロニクスの上記業績とその環境においても、セグメント別に見れば、国内と海外とは様相を異にし、例えば東南アジア地区では、大手家電メーカー向け液晶パネルの販売増加、車両向けビジネスも堅調に推移した」と報告している。例えばソニーの場合、国内のテレビ。パソコンは不調だが、インドなどでは、スマホの普及がテレビやパソコンよりも先行し、ソニーのテレビやパソコンに購入意欲が著増している模様である。ソニーは、現地子会社で対応するようだが、関連して、トーメンエレクトロニクスの対応供給増大が期待される。



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