2013年12月5日木曜日

「アルミにこだわり、アルミを超えていく」日軽金ホールディングスの横串


 

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT




日軽金ホールディングスの上半期報告が届いたが、日軽金アクト、日軽金、日軽エムシーアルミ・東洋アルミの各社を束ね、「アルミにこだわる」共通基盤に立脚しつつ、各社が「アルミを超える」創出をもって事業を展開し、増収を果している。すなわち、傘下のアクトは、アルミニウム合金中で最高レベルの強度を持つNA700を発売し、航空機部材向けなどに拡販し、日軽金は、外来植物の蔓延を制御するアルミ化合物の処理剤を発売すると共に、特許技術のライセンスも行い、更に中国企業と合弁で高純度アルミ地金を生産・販売し、日軽エムシーアルミはその中国子会社がドイツ・ラインフェルデインアロイズ社から取得した高延性ダイカスト合金ライセンスにより生産し、伊藤忠を通じて販売している。また同社は去る9月に、米国のアルミ合金メーカーと共同で、メキシコにアルミ合金の製造・販売会社を設立した。メキシコでは自動車産業と共にアルミ合金市場が急成長している。

これら傘下会社の「横串活動」の成果として、具体的には、パソコン用に開発した水冷装置について説明している。

(訂正の御要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

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