2013年1月8日火曜日

奥村組が、アジア地下鉄や国内鉄筋構造コストダウンに技術力発揮


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT




免震技術定評の奥村組(東大証1部)が咋年初来高値を更新して362円に達し(2013-01-07)、咋7月安値242円の49.6%高に及んだ。「関西系中堅ゼネコン。免震技術やトンネル施工技術に定評。堅実経営を標榜。ドーケンと提携」と特色付けられ(会社四季報)、「単体受注計画1850億円(前期比32%増)不変。主柱の建築は下期にずれ込んだ複数案件が稼ぐ。調達見直しなどで費用減。黒字幅やや拡大で税負担軽い。2014年3月期は復興関連向けに土木が徐々に底入れ。建築安定的」(同)と高評価されている。加えて、「国内は労務費高水準の前提で、選別受注を徹底。海外は、台湾とシンガポールで地下鉄や民間建築の受注獲得に向け営業積極化」(同)で、合理的国内経営とアジア展開の双方に優れた戦略が見られる。国内は復興工事などで労務費上昇の傾向が強く、アジアは国際競争激化の趨勢にある化である。

研究開発はもとより活発で、咋年末には「柱の耐震補強技術・普通鉄筋スパイラル巻立工法を開発」と題し、「コストダウンと適用範囲の拡大を実現」と副題して、橋脚および高架橋の柱等を対象に、せん断耐力の向上を目的とした耐震補強工法として、鉄道高架橋を中心に3000本を超える柱に適用してきた実績を踏まえ、これまでの長尺高張力鉄筋に代えてコの字型に加工した。普通鉄筋を螺旋状に積み上げてフレア溶接する工法を開発し、コストダウンと適用範囲の拡大を実現した旨を説明したが、現下の内外競争情勢に対処する極めて有用な新技術と考える。

(訂正の御要求は sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

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