シーメンス、ヴェーデクス、パナソニック、日立マクセルエナジーなど補聴器発明
弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
高齢化で定年の大幅延長も必要な時代に、就業能力維持の身体的条件として、聴力の維持が必須だから、QOL(生活の品質)増進の希求と共に、高性能補聴器に対する需要が急速に高まっている。従って、補聴器関連の発明で特許庁公開された最近の事例を見ても、
1.
出願人・リオン、発明の名称「補聴器」(特許庁公開日2012-12-27)→正確な調整用パターン音を発生することができる補聴器を提供することを課題とする。
2.
出願人・パナソニック、発明の名称「聴覚検査装置、方法およびコンピュータプログラム、補聴器調整システム」(特許庁公開日2012-11-12)
3.
出願人・日立マクセルエナジー、発明の名称「補聴器用バッテリ」(特許庁公開日2012-10-04)→2次電池を電源とする補聴器において、2次電池を容易かつ安全に交換可能な構成を実現することを課題とする。
4.
出願人・ミミー電子、発明の名称「一操作音量同時調整装置付補聴器」(特許庁公開日2012-09-10)→従来の方式では、補聴器の操作部が二箇所あり、使用者が完全に兆節できなかったが、一つの操作で音量と音質を同時に最適値に調整できるようにする。
佐成重範弁理士所見→上記は日本企業のみを掲げたが、わが国で高度難聴者に広く愛用されている高度難聴用補聴器のシーメンスや、ヴェーデクス・アクティーセルスなど、外国企業の補聴器関連発明出願も相次いでいる。特に感音性難聴(音量を拡大しても、明瞭度を欠く)に適合する補聴器の開発促進が望まれる。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム