2012年12月26日水曜日

伊藤忠食品のIT拡大:「POSA型ギフトカード」「インターネット販売向け強化」

弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT




伊藤忠食品の今次報告にはビジネスモデルの革新が引続き活発に現れている。

1.     新たなギフト市場を創造する「POSA型ギフトカード」→(SANARI PATENT要約)伊藤忠食品は、ギフトマーケットの新たな需要を創造し、食品・外食・サービスなどの分野で、消費者の新たなニーズに応えるギフトマーチャンダイジングの取組として、POSA型ギフトカードをスタートさせている(Points of Sales Activation)。POSA型ギフトカードは、消費者がWeb上の商品交換サイトで、任意の時に任意の品を受け取ることができるカードを用いるサービスである。このカードの性格は、残高をサーバーで管理するプラスティックカード型の商品券である。ギフトカードモールを展開するインコム・ジャパンの流通技術による。

2.     伊藤忠食品は、新規成長分野として、インターネットネット販売業者向け機能の拡張、消費者向けインターネット関連事業の集約など、Web卸機能を強化し、また、POSA型ギフトカードの更なる品揃え拡大と取扱店舗の拡大や、外食レストラン、シェフとのコラボレーションにより、オリジナル商品の開発も進める。

佐成重範弁理士所見→食品自体の新たな創出と、その流通ビジネスの革新が極めて多様化かつ急速化している。伊藤忠食品ほか有力企業の先導が、セブンイレブン(伊藤忠食品の場合)などの有力企業と協働して強力なイノベーション促進力となろう。

(訂正の御要求は sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

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