2012年6月21日木曜日

生化学工業は複合糖質で独自性

時流の関節炎薬売上高著増と為替・薬価変動が綱引き合う生化学工業㈱業績


弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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生化学工業の今次報告は、薬価改定の影響で売上高横ばいながら、営業利益は著増し(30.7%増)、体質の一層強化を示した。海外売上高が60億3500万円で5.7%増、従って、海外比率が21.1%から22,3%に上昇したことは、「グローバルカテゴリーファーマ」たるべき生化学工業に相応しい。報告内容(SANARI PATENT要約)は、

1. 2012-03期(当期)は、国内外における関節機能改善剤の販売量は増加したが、円高の影響や研究用試薬事業廃止などにより、売上高は前期並みとなった。一方、利益は、研究開発費と災害損失の減少などで増加した。

2. 関節機能改善剤アルツ(SANARI PATENT注: アルツハイマのアルツではなく、Arthritisのアルツ)が、国内での販売数量を伸ばすと共に、中国向け輸出も伸長し、需要拡大に対応した生産設備増強に着手した。

3. また、単回投与の関節機能改善剤ジェル・ワンが米国で承認を取得したことに加えて、腰椎間板ヘルニア治療剤の国内開発が最終段階となり、米国での臨床試験も進展した。このほか米国子会社アソシエーツオブケープコッドにおいて、着実に利益を生み出し得る体質が定着した、

4. 今年度から始まる4カ年計画では、糖質科学に研究開発の焦点を絞って、国際競争力を確立する、具体的には、コンスタントベースで新薬や医療機器を上市し、3年に一つ、経営の柱となり得る製品・市場開拓の実力を涵養するという、生化学工業10年ビジョンの萌芽を形成する。このため、ACT for the future (Advance, Challenge, Transparency)を実践する。

5. 米国向け関節機能改善剤スパルツは、大手保険会社による償還厳格化の影響一巡に加え、競合品との差別化に特化した施策が奏功した。中国向けアルツは、主要都市の医療機関を中心に、「高い品質」や「世界初のオリジナル製品であること」が評価され、上伸した。

佐成重範弁理士所見→生化学工業の最近の発明では、「リムスル測定用前処理剤」(特許庁公開日2012-06-14)などが注目される。リムスル試験は、Good Laboratory Practiceに基づく試験方法の一つ。

(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください)生化学工業 糖質 関節炎 関節

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