2012年6月16日土曜日

プラチナバンドサービス来月供用開始のソフトバンク

プラチナバンドサービス来月供用開始のソフトバンク㈱


次世代高速通信サービスにソフトバンク㈱の先駆体制

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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プラチナバンドの供用開始を来月25日に控えて、ソフトバンク㈱の今次報告は益々元気良い抱負に満ちている。プラチナバンドと呼ばれる900MHz帯の電波割当を受けたことは、「エリア拡大」と「回りこみ着波」の効果、すなわち、より遠くまで電波が届き易い、室内にも電波が入り易い、障害物を回り込む力が強く、ビルの陰などにも電波が届くことにより、次世代高速通信サービスに先駆できる。

ソフトバンク㈱の投資活動では、世界規模でモバイル広告ネットワーク事業を展開するInMobile Pte. Ltd.(インモビ:本社シンガポール)に出資し、また、インドのケータイ最大手バーティグル-プと合弁会社を設立し、インドで有望なモバイルインターネット企業を発掘している。

ソフトバンク㈱の移動体通信事業は、ケータイ契約数の増加で年度売上高が2兆1448億円と10.3%の大幅増し、営業利益も4292億円で6.7%の増収を示した。特にネットワーク事業において、電波の「つながりにくさ」を改善すると共に、スマホ普及で急増する通信量に対応し、ケータイ基地局は6万局増加して18.6万局とし(47.6%増)、公衆無線LANサービスの接続ポイントは25万カ所に達した。

一方、インターネットカルチャー事業も売上高2936億円に増収したが、その内容は、インターネット上の広告、ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」の運営、「Yahoo! ショッピング」などの電子商取引だが、これら分野の増強・イノベーションを、佐成重範弁理士は今後のソフトバンク㈱に特に期待する(ハード・ソフト融合の展開)。

ソフトバンク㈱は、今後の課題として、ソフトバンクモバイル㈱が提供する移動体通信サービスについては、増加する通信量対策、次世代高速通信サービス等の新しい通信技術の導入はもとより、プラチナバンドの特性を活かした通信網の構築、特に災害時におけるライフラインネットワークを早期に実現するとしており、ソフトバンク㈱の総合的な通信機構は、社会インフラとしての重要性を高めると考える。

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