2012年6月15日金曜日

欧米市場が主力、米国カジノ」で優勢、日本金銭機械㈱

欧米市場が主力、米国カジノで優勢、日本金銭機械㈱


中国で、日本金銭機械の売上高増進

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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日本金銭機械㈱は、貨幣処理・金銭登録機の大手として、国内消費者も広く店頭で馴染んできたが、「欧米市場が主力で、米国でのカジノ向け紙幣鑑別機のシェアが大であること」[会社四季報]は、周知されていないかも知れない。同社の今次報告(SANARI PATENT要約)で、これらの模様を考察する。

1. 日本金銭機械を取巻く経営環境は、北米ゲーミング市場では、一部の州で新規需要が見られたが、景気回復の遅れから、本格的な需要の増加には至らず、また、欧州ゲーミング市場では、北欧諸国を中心に需要は改善の兆しを示したものの、ドイツでは、近い将来のゲーミング規則改正を見据えた買い控え傾向が見られるなど、海外市場は総じて低調に推移した。

2. 国内の遊技場向け機器市場では、個人消費が底堅く推移し、パチスロコーナの人気は持続して、メタル補給回収システム等の関連設備機器、会員情報管理システム機器なども好調に推移した。また、金融機関向けの紙幣還流ユニットに加え、各種用途に対応した紙幣鑑別機ユニットの販売が好調だった。

3. 日本金銭機械は、グル-プ内の物流・事務処理の構造改革を推進して、製品のコストダウンを図ると共に、技術面や販売面における提携など、将来展開に向けて戦略的に活動した。

佐成重範弁理士所見→ 日本金銭機械の発明で特許庁公開された事例としては、発明の名称「メタル補給装置」(特許庁公開日2011-10-27)や「紙葉類鑑別用光学センサ装置(特許庁公開日2011-03-03)などがある。「紙葉」は勿論、紙幣を想定している。

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