2012年4月7日土曜日

バンダイナムコHD石川悦男社長の、新入社員への言葉




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内閣知財戦略本部のコンテンツ新政策が仕上げ中だが、日本ソフトパワーの一翼を担うバンダイナムコHD石川悦男社長(引用写真↑)の「自立独立主義」「グローバル主義」「プロデュース主義」が、同社新入社員に示されたことは、内閣知財戦略本部の人材育成指針としても通用する、現時点・的確な内容である。要旨は、
1. バンダイナムコHDは、2012-04から、3カ年の中期計画をスタートした。中期計画とは、バンダイナムコHDのミッションである「夢・遊び・感動」を世界に提供し、グル-プを50年、100年と成長させていくために、次の3年間に何をなすべきかという設計図である。
2. この中期計画ではビジョンとして、「挑戦・成長・進化」を掲げている。この言葉には、過去最高益を更新する営業利益425億円への「挑戦」、過去最高売上高を更新する売上高4800億円に向けた「成長」、バンダイナムコHDならではの横連動を加速させるIPモデルの「進化」を目指すという意味を込めている。
3. そのため最重要なのは、グル-プの人材であるが、バンダイナムコHDの人材コンセプトは、「自立独立主義」「グローバル主義」「プロデュース主義」である。「自立独立主義」とは、熱い思いと高い当事者意識によりグル-プを牽引する社員、「グローバル主義」とは、国境や事業領域の枠に捉われず活躍の場を広げる社員、「プロデュース主義」とは、グル-プのリソースを巻き込み泥臭くヒットを生み出す社員である。
4. 社員各人の「個の力」の集合体が部署であり、会社であり、グル-プの力である。
佐成重範弁理士所見→バンダイナムコHDの海外比率は22%と評価されているが(会社四季報)、その著増が期待されるについては、バンダイナムコHDのシンボルマークが「Fusion and Evolution」(融合と進化)という次世代のICT社会を先行表示し、シンボルカラーがエンタテイメントへの情熱と発想の自由を、red、orange、yellowのlayered colorで表現されていることも、併せて周知されよう。
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