2011年9月1日木曜日

イトーヨーカ堂の製造小売、イエナカ新ブランド、サイズ新標準・多機能性


弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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イトーヨーカ堂が衣料改革を推進するとして、「イトーヨーカ堂初のSPAモデル(SANARI PATENT注: 製造小売方式)を導入し、衣料改革を推進、デイリーカジュアルの新プライベートブランド誕生!」と題し、「グッデイ」(good day)の意匠を披露した(2011-08-31)。製造小売方式と言えば、衣料ではUNIQLO、家具等では良品計画(無印良品)の大成功例があるが、イトーヨーカ堂は、デイリーカジュアルすなわち普段着にファッション性を導入し、セミ外出着化すると共に、サイズの合理的な標準化によって購入の際の簡便さを増す意図と、SANARI PATENTは解する。勿論、イトーヨーカ堂が「衣料改革」と呼称する以上、ヒートテックやクールビズの素材材質革新と共に、カジュアル・フォーマルの中間領域の衣料革新や、下着と上着の一体化などの、衣生活イノベーションを、「ユニクロ型化」などという追随ではなく、独自創出の革新をもって実現すると見るべきである。
上記発表の内容(SANARI PATENT要約)は、
(1) イトーヨーカ堂は、カジュアルファッションの新プライベートブランド「good day(グッデイ)」を2011-09-01から、全国のイトーヨーカ堂約150店舗で販売する。
(2) グッデイは、20~40代を中心としたレディス・メンズを対象に、イエナカおよび、ちょっとした外出時のデイリーカジュアルとしての着用を想定したプライベートブランドである。
(3) 商品によって異なっていた従来のサイズ基準をレディス・メンズ等に規格統一し、素材や機能・着心地の良さと、豊富なカラーバリュエーションを揃えた。
(4) 2011年秋には、キッズ向け商品と肌着の発売も予定している。
(5) 商品開発においては、イトーヨーカ堂として始めて、商品の企画・製造から販売まで一貫して自社でコントロールし、また、トレンド情報に対するクイックレスポンス体制を構築した。
SANARI PATENT所見
スーパーマーケト業界に革新をもたらす意味でも、今次イトーヨーカ堂の発表は画期的意義を持つことが、今後明白になると予想する。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

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