2011年8月29日月曜日

今次京セラ報告書のファインセラミック、スマホ・太陽光発電、共生経営特集


弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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京セラ創業者・稲森和夫氏が民主党代表選定関連でも華やかにマスコミの脚光を浴びたが、京セラの業績についても会社四季報は営業増益・拡大と見出して(SANARI PATENT要約)、「アジア中心に主力電子部品増勢、スマホなど高機能向け採算向上・新機種本腰、太陽電池はチェコ工場増産、ベトナム新工場着工、イタリア大規模発電施設への受注獲得契機に太陽電池関連の欧州拡販強化」と概評している。
詳細は京セラの「CRS報告書2011」(92ページ)(2011-08-25)で精読すべきだが、「京セラグル-プの事業取組み3つの特集」として「ファインセラミック技術で人類の進歩・発展に貢献」(宇宙開発から海洋研究まで多様分野)、「世界で貢献する京セラの太陽光発電システム」(世界各地に大規模太陽光発電施設設置)、「3つの共生を基本に据えた京セラの環境経営」(社会・世界・自然と共生)について詳述している。内容は例えば(SANARI PATENT要約)、
(1) 京セラは、国内市場のほか北米など海外市場にもケータイ端末事業を展開し、その総生産台数において国内資本の日系メーカーで第一位になった(2011年度)簡単ケータイからスマホまで顧客の多様なニーズに応じて開発している。(SANARI PATENT考察:「簡単ケータイ」が重要)。
(2) 国内向けケータイではKDDIやウィルコム向けに防水・防塵・カメラ機能の操作性・おさいふ・メタリック仕上などについて新機種、海外向けケータイでは北米向けに低価格モデルから高機能モデル、タッチパネルスマホを発売した。
(3) 京セラミタの複合機・プリンタが、米国独立調査機関BERTL社から「5 Stars EXCEPTIONAL」を受賞した。長寿命化技術による信頼性、低ランニングコスト、小粒径トーナによる高画質の優位が認められた。
(4) 京セラの多様な形状の太陽電池モジュールを組合せることにより、特に複雑な形状を持つ日本の住宅に「ピッタリ・キレイな」太陽電池設置を普及している。
(5) タイの発電事業者Solar Power社の、東南アジア最大級・太陽光発電施設に。6MW分の太陽電池モジュールを供給した。
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