2010年10月17日日曜日

Mitsubishi Corp. Pursuits Stable Earnibgs to Enhance Business

三菱商事の「新興国市場」「先進国市場」「地球環境」チャレンジ項目
弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT
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わが国総合商社の機能発揮は内外注視のまとだが、三菱商事は次のように方向性を明示している。
新興国市場→ 「原料炭事業・製鉄製品事業」「インドネシア自動車事業」「サウジアラビア総合リース事業」
先進国市場→ 「PRINCES」(説明は10-18 http://bit.ly/a1ftXo ) 「共通ポイントプログラムPonta」「不動産事業」
地球環境→ 「水事業」「大容量リチウム電池事業」「電力事業」
ここでは先ず、新興国ビジネスにおける三菱商事の抱負(SANARI PATENT要約)を見る。
(1) 三菱商事と新興国の間柄→ 新興国市場における三菱商事のビジネスは、その多くが、近年の新興国の著しい経済成長が注目される以前にから、三菱商事が事業化に着手し、現地の人々と共に地道に築いてきたものである。
(2) これが今まさに、開花しつつある。新興国の成長モデルが、先進国向け輸出に依存する成長から、自立的な成長へと大きく変化している趨勢に対応して、三菱商事の新興国ビジネスも新たなステージを迎える。
(3) 例えば、三菱商事が、インドネシアにおける自動車事業の要であるKRAMA YUDHA TIGA BERLIAN MOTORSを設立したのは1970年である。かって新興国の多くは、主に先進国への輸出によって経済成長を実現してきたが、いわゆる中間層の消費拡大や、経済発展に伴う急速なインフラ投資が牽引して、新たな成長モデルに推移している。
(4) 三菱商事は、先ず原料炭事業・鉄鋼製品事業について、オーストラリアの原料炭を中国・インド等に安定供給し、鉄鋼製品分野では、ヅラジルでの鉄鋼流通等に取組んでいる。
(5) 力強い経済発展を続けるインドネシアにおいて三菱商事は、40年間にわたり自動車事業を展開している。現地パートナーとの合弁で設立したKTBを中心に、強固なValue Chainを展開している。
(6) サウジアラビアでは、19歳以下が人口の5割を占め、消費と労働の潜在発展力が大きい。三菱商事は現地パートナーと共に、総合リース事業を展開している。
SANARI PATENT所見
総合商社の機能が、日本経済成長の起動力として、改めて明確に認識される。
(コメントは sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

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